サーキット走行デビューにうってつけの走行会
ビギナーや女性ライダーに“サーキットを走る楽しさ”を体感してもらおうと、2018年から熊本県にあるHSR九州でスタートしたウェルカム走行会。2019年も引き続き開催され、その第1回めにお邪魔した。
普通、走行会というと朝早くに集合して始まることが多いけれど、ウェルカム走行会は12時から受付開始となる。前日しっかりと睡眠を取り、余裕を持ってサーキットに足を運べるのも初心者にはうれしいポイントだ。
この走行会は4つのクラスに分けられ、革ツナギなし・50㏄ミニバイク・子ども(15歳以下なら保険代と保護者の同意は必要だが、参加費無料!)のDクラスがもっともビギナー向き。さまざまなライダーが走るため、とくに追い越しには気をつかうように主催側から説明が行なわれる。初めてのサーキット走行だと周りに注意がいかずに、急な追い越しをされて“怖い”と思うライダーが多いから。そのあたりをしっかりと踏まえているのだ。とくに朝のブリーフィングでは、この点を強調していたのが印象に残った(ちなみにムリな追い越しをしたライダーに関しては、その場で走行中止というルールもあるとのこと)。
そのほかには革ツナギなしで走れるがDクラスよりもペースの速いCクラス、革ツナギが必要の中級者向けBクラスと上級者向けAクラスになる。まずDクラスでサーキットに慣れる。そこでサーキットランの楽しさを味わったならステップアップできるクラス分けとなっているのもこの走行会の特徴といえよう。
これまでいろいろな走行会を取材してきたが、若いライダーや女性ライダーが多く、自分のペースでサーキットランを楽しんでいるという印象で、ベテランでサーキットを初めて走るという人にもオススメだ。2019年は計4回開催され、第2回はすでに終了。これから参加できるのは6月23日と8月25日だ。参加してみたい人はFacebookで“ウェルカム走行会”と検索し、そこから申し込み用紙をダウンロードしよう。
九州カフェーレーサーミーティングも併催
今回は九州カフェーレーサーミーティングも併催された。ただ集まって話すというシンプルな内容だが、九州各地からカフェレーサー乗りが集まった。中にはベース車が不明なほど、カスタムされた車両も数台いたぞ!?
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