モースポフェス2019 SUZUKA開催レポート

コースの内外で行なわれた魅力たっぷりのプログラム

毎年恒例のイベントがますますパワーアップ

モータースポーツシーズンの到来を告げる“モースポフェス2019SUZUKA”が3月2〜3の両日にわたって開催された。このイベントは、これまで“ファン感謝デー”という名称で親しまれてきたのだが、今回からその内容をさらに拡充。コースの内外で多種多様なプログラムが用意されていた。会場の鈴鹿サーキットには、両日ともに多くのファンが詰めかけて、バイクや車に関する多彩なコンテンツを楽しんでいた。

 

フォーミュラーやGT、WRCといった人気四輪イベントとともに、全日本ロードレースや鈴鹿8耐といった二輪トップカテゴリーのプログラムも数多く用意され、国内4メーカーの主要チームとトップライダーたちが参加。コースイベントでは、全日本選手権をほうふつさせる迫力十分のデモレースや、日本最高峰の2輪レース“鈴鹿8時間耐久レース”をイメージした“トワイライトラン”、MotoGPマシンのRC213Vのデモランといった豊富なコンテンツにより、バイクファンはもちろん、クルマ好きのファンも大熱狂。また、メインスタンド前の広場のGPスクエアには車やバイク関連の展示やイベント会場が設けられていて、レーサーの展示やライダーのトークショー、トライアルデモといった多彩なイベントが開催され、バイクファンによる綱引きといった、一風変わったプログラムも。昼の時間に行なわれたピットウォークでは各ピットで人気ライダーのサイン会が実施され、多くの来場者があこがれのライダーとの交流を楽しんでいた。

 

去る4月6〜7日、ツインリングもてぎでは、全日本ロードレース選手権の開幕戦が開催された。以降同シリーズは鈴鹿サーキットをはじめとする全国各地の主要サーキットで開催される。そして夏には、世界的なビッグイベントの“鈴鹿8耐”、そして秋にはMotoGPも開催される。レースファンはもちろん、そうでない人も、ぜひ最高峰クラスのマシンとライダーらによる手に汗にぎるバトルをライブで楽しんでみよう。

 

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