人気モデルの進化は止まらない
2012年の夏に初めてカブトがインナーサンシェードを採用したモデルとしてラインナップに加えた“カムイ”。インナーサンシェードを装備することで機構が増えて、本来なら採用していないモデルに比べて帽体が大きくなり、重さも増してしまうわけだけれど、そのデメリットを感じさせないデザインと重量を実現していた。その結果、人気モデルとして好調なセールスを記録したのだ。
新発売から3年経った2015年秋にはワイドタイプピンロックシート対応のシールド、ダブルアクションリリース機構でワンタッチで脱着・微調整を可能としたマイクロラチェットバックル、消臭機能付き“MOFF®あごひも”を採用してさらなる使い勝手のよさを求めてカムイ2へとバージョンアップした。
そして、今夏、さらなる進化によって3へとフルモデルチェンジすることが発表されたのだ。外観は、従来モデルと同じくヘッドベンチレーションを左右2ヶ所配することで、カムイのイメージを継承しつつ、そのヘッドベンチレーションの両外側に新たにシャープなラインを加えることで、スポーティな印象を高めている。よりスポーティさを増しているという点では、全体的にエッジを際立たせていることもその要因として挙げられる。また、エッジを強調したことは、質感を高めるという点においても効果を発揮していると言えるだろう。
もちろん外観の刷新だけではなく、機能面においても新しい技術が投入されていてることも見逃せない。なかでも帝人の熱線遮蔽素材を使用したシールドは、紫外線を99%カットすることで日焼けから守ってくれ、赤外線を77%カットすることでヘルメット内の温度上昇を抑制してくれるのだ。真夏、フルフェイスヘルメットをかぶっていると信号待ちなんかで、ヘルメット内が暑すぎると感じた経験があるかと思うけれど、そういった不快感からの解放が望めるのだ。またそれ以外にも使い勝手がさらによくなっており、たとえばインナーサンシェードの開閉用ノブが厚手のグローブをしたままでも指に引っかかりやすい形状とスライド方向になっている。
さらに、ブルートゥースインカムの装着率が高まっている現在、その取り付け用の専用スペースが設けられている点も大きな魅力といえる。加えてメガネ装着率の高いわれわれ日本人にとってうれしいのは、チークパッドの縫製パターンにメガネのツルが通しやすいものを採用していたりと細かな配慮がなされているところだ。
ぜひとも店頭で手に取ってその使い勝手の進化をチェックしてみてほしい。
使い勝手がよくなったKAMUI-Ⅲの装備
帝人 熱線遮蔽素材使用“UV & IRカットシールド”を採用
従来からの定評ある装備
カラーバリエーション
製品情報
- 製品名
- KAMUI-3
- カラー
- パールホワイト・ブラックメタリック・フラットブラック・シャイニーレッド・クールガンメタ
- サイズ
- XS(54-55)・S(55-56)・M(57-58)・L(59-60)・XL(61-62未満)(㎝)
- 規格
- JIS
- 発売時期
- 2019年5月下旬(予定)
- 価格
- 3万1,320円(税8%込)
CONTACT
- 問い合わせ先
- オージーケーカブト
- 電話番号
- 06-6747-8031
- URL
- https://www.ogkkabuto.co.jp