開催日を変えるだけでより盛況になるのでは?
今年は819(バイク)の日のイベントとして、東京急行電鉄の二子玉川駅すぐの商業施設に囲まれた人どおりの多い二子玉川ライズガレリア広場において、“HAVE A BIKE DAY”が開催された。
イベントのスタート当初は、業界関係者の姿の方が多く、“二輪車ユーザーをはじめ広く一般の方々へ、交通安全意識の啓発とバイクの日の社会的認知の向上を図るとともに、バイクの楽しさ・魅力を感じていただくため”という趣旨にそぐわないイベントになってしまうのでは?と不安を感じたけれど、午後になって、普段からこの場所を通過したりする人たちが立ち寄り、展示されたバイクにまたがったりとそれなりの盛り上がりを見せていたので、業界にたずさわる一人として胸をなでおろしたしだいである。
ただ、気になったのは開催する日(8月19日)にこだわりすぎて、平日にこういったイベントを開催し続けるのはどうだろう?というところ。せっかく芸能人や都知事といった人が登場するのであれば、より多くの人が集まりやすい8月19日付近の休日に開催した方が、多くの人に趣旨が伝わるのではなかろうか。
とはいえ実際に立ち寄った人たちに話を聞いたところ、「最近友人がバイクを手に入れていろいろと話をするので、ちょっとバイクに興味が出てきて、ちょうどいろいろと展示されていたので立ち寄りました」という若者だったり、「昔は乗っていたんですよ。今は子どもが小さいからムリですけど、またいつか復活したいですね」というお父さんがいたり、はたまた「バイクカッコいいよ」という子どもがいたりと現在ライダーじゃない人にもアピールできていたという点においては、いいイベントだったといえるのではなかろうか。
開催概要
- イベント名称
- 8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY
- 開催日時
- 2019年8月19日(月)11:30~16:00
- 開催場所
- 二子玉川ライズ ガレリア広場(東京都世田谷区玉川2-21-1)
- 主催
- 一般社団法人日本自動車工業会、一般社団法人日本二輪車普及安全協会