2019年9月26日、ホンダは「第46回東京モーターショー2019」(プレスデー:10月23日~24日、一般公開日:10月25日~11月4日)に、市販予定車を含む各種コンセプトモデルを出展するとアナウンスされた。
バイクでは、ワールドプレミアとしてスーパーカブシリーズをベースにしたコンセプトモデル「CT125」を初公開。オフロードの走破性に配慮した設計とデザインを採用し、スーパーカブシリーズの新たな価値を提案するコンセプトモデルとなる。
かつての“CT”のコンセプトを受け継ぎ、スチール製フロントフェンダーやアップマフラー、幅広大型キャリア、ハイマウント吸気ダクト&サイドエアクリーナーなどを装備しながらも、シンプルで独自色あふれるスタイリングを追求。普段つかいの気軽さがありながら、自然のなかでも楽しめる機能性を持ったトレッキングバイクを指向している。
そのほか、ビジネス用電動スクーター「BENLY e:(ベンリィ イー)」、電動三輪スクーター「GYRO e:(ジャイロ イー)」を展示。この電動スクーターはHonda Mobile Power Packを搭載した、ビジネス用の電動コミューターで、今回の東京モーターショーがワールドプレミアとなる。ガソリンエンジンのモデルでつちかった、すぐれた積載性や耐久性、さまざまな場面で取りまわしのいいボディサイズ、配達ボックスの装着を考慮した広く平らなリアデッキなど、業務用車両に求められる商品魅力はそのままに、電動化によって環境性能と静粛性を高めているのが特徴だ。
ジャパンプレミアとしては「CRF1100L Africa Twin Dual Clutch Transmission(アフリカツイン デュアルクラッチ トランスミッション)」「CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES Dual Clutch Transmission(アフリカツイン アドベンチャー スポーツ イーエス デュアルクラッチ トランスミッション)」、「ADV150」が公開される。
アフリカツインの2シリーズは「True Adventure」のコンセプトを継承しながら、トータルバランスを磨き上げた仕様を追求。フレームは新設計となり、エンジンは1,100㏄化。6軸IMU(慣性計測装置)から得られる車体姿勢情報を活用して、ライダーの運転をサポートする電子制御を進化。タッチパネル採用の液晶メーターやクルーズコントロール、コーナリングヘッドライトなど、快適・安心のための各種装備も採用。
加えて走行状況に応じて減衰力を調整するショーワ製電子制御サスペンションを採用したCRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES Dual Clutch Transmisssionをタイプ設定。市販予定車として2タイプが出展される。
ADV150は市街地から郊外の荒れた路面まで走行可能なサスペンション、タイヤ、ライディングポジションを採用するとともに、タフでアクティブなアドベンチャースタイリングを追求。また、2段階可変スクリーンやスマートキーシステムなどの採用で、日常シーンでの使い勝手の良さや快適性、安心感に配慮。軽量、コンパクトなスクーターの利便性の高さはそのままに、余裕のあるライフスタイルを提案するモデルを市販予定車として出展する。
イベント概要
- 名称
- 第46回東京モーターショー2019
- 開催日(一般公開)
- 2019年10月25日(金)〜11月4日(月・祝)
- 会場
- 東京ビッグサイト青海・西/南展示棟、MEGA WEB、シンボルプロムナード公園、TFTビル横駐車場など
- 入場料
- 一般:2,000円(前売1,800円、日曜・祝日除く16:00以降〔当日会場売〕1,000円)
高校生以下:無料
障がい者手帳をお持ちの方(要手帳提示)、本人及び付添者1名(車いす利用者の場合2名まで):無料 - 主催
- 一般社団法人 日本自動車工業会(JAMA)