後ろの建物が2019年10月31日に開業した客船ターミナルと飲食系を中心とした25店舗の商業施設が入る横浜ハンマーヘッド。これからみなとみらい21新港地区のスポットの一つになること間違いなしだ。ハンマーヘッドの名前の由来は、建物の反対側に残る金づちに似た形状の大型クレーンの俗称が“ハンマーヘッドクレーン”だから
同じバイク乗りと集うのはやはり楽しい
2019年春の発売から半年ほどしか経っていないインディアンモーターサイクルのFTR1200。そのオーナーズミーティングが早くも横浜のみなとみらい21新港地区において開催された。当日は12月にしては穏やかな気候で、まさにミーティング日和。とはいえけっこう急な告知、平日開催というミーティングにはきびしい条件だったにもかかわらず十数名が集まり、なかには大阪から自走で駆けつけるという猛者もいた。
今回の目玉ともいえたのが、これまたサプライズといっていいインディアンモーターサイクルのチーフデザイナー、オラ・ステネガルドさんの参加だ。開発者だからこそ知りえる話を披露してくれて、オーナーたちはその話を興味深く聞いていた。
もちろんオーナー同士も情報交換に積極的で、ビュッフェスタイルのランチを楽しみながら、カスタムパーツの話などで大いに盛り上がっていた。
ミーティング自体は短い時間だったけれど、参加したオーナーたちにとっては、とても有意義な時間だったことは間違いない。
すでにカスタムされていた車両も多数。マフラーやリヤショック、ウインドスクリーン、ステップ、ウインカーといったパーツが変わっていて、なかには燃料タンクをオリジナルペイントしていた車両もあった
実車を前に本国インディアンモーターサイクルのチーフデザイナー、オラ・ステネガルドさんが開発者ならではの話を披露してくれた
インディアンモーターサイクルの正規輸入販売を行なうポラリスジャパンのジェネラルマネージャー泉田さんも駆け付け、参加者と話したりイベントを盛り上げるのに一役買っていた
イベントの何よりの記念は、オラ・ステネガルドさんのサイン! というわけで、燃料タンクだったりスクリーンだったり、はたまたキャップだったりとみなさんいろんなところにサインしてもらっていた
ビュッフェスタイルのランチに舌鼓を打ちながら愛車の情報交換。新しい車両だけにインターネット上にも情報は少ないので、こういった直にオーナー同士話せる機会は貴重なのだ
ダートトラックも楽しめるポテンシャルがある

オラ・ステネガルドさんによると現在アメリカのダートトラックシーンで大活躍している750㏄のFTRレーサーがあり、FTR1200はそのレーシングスピリッツをどう見せるかに重きが置かれているとのこと。また、パートごとの着脱が考慮されていて、19インチホイールにも対応できるようになっているそうだ。インディアンモーターサイクルには、ヘリテイジ、クラフトマンシップ、パイオニアスピリッツという3つ大きな柱があり、それらをふまえて車両をプロデュースしているとのことで、これからどんなモデルが生み出されるのか、大いに楽しみである。
開催概要
- イベント名
- 第1回 FTRオーナーズミーティング
- 開催日
- 2019年12月4日(水)
- 開催場所
- 神奈川県・横浜ハンマーヘッド内レストラン“QUAYS pacific grill”
- 主催
- ポラリスジャパン