意外と気付かない自賠責の期限切れ
バイクを公道で走らせるため、加入が義務付けられているのが自賠責保険だ。これは万一にも人身事故を発生させた場合に被害者を保護する目的で設けられている保険で、バイクに乗っていて歩行者などをケガをさせた場合には120万円、死亡時は3,000万円をそれぞれ上限とした補償を行なえる内容となっている。物損事故は対象とならないので、文字どおり最低限度の補償を行なってくれる保険と認識していいだろう。
しかし、この加入期間というのが一体いつまでなのか、意外と忘れやすい。250㏄以上の自動二輪になると車検とセットに加入するケースが多いだろうから、車検の時期になると車検手続きを依頼したショップから指摘されたり、陸運局で自賠責保険の加入手続きを取るようにと指摘されるのでまだ気付きやすいだろう。
もっと手軽に期限切れは確認できないの? そこで特設サイトが登場!
自賠責保険切れの状態に気付かないまま運行されているケースは、残念ながら少なくないのが実態。そこで自賠責保険などを取り扱う損害保険会社の業界団体である一
この記事を読んでちょっとでも不安を感じたら、すぐにチェックだ!
期間限定ARコンテンツ
※『ARでCheck!』はスマートフォンでのみ利用可能なコンテンツのため、スマートフォン以外からのアクセスは特設サイトTOPに移動します
期間限定WEBムービー
「ウガキ!トツゲキ!自賠責!」 ロングバージョン編
ウガキ!トツゲキ!自賠責!「宇垣さんパトロール」篇
ウガキ!トツゲキ!自賠責!「宇垣さんガソリンスタンド店員」篇
ウガキ!トツゲキ!自賠責!「宇垣さんバイカー」篇
ちなみに自賠責が切れた状態だとどうなる?
自賠責が切れていた…、と気付いたら、もうその時点で運行は厳禁。万一にもその状態で公道を走ってしまったら、以下の処罰の対象となる。
- 1年以下の懲役または50万円以下の罰金(自動車損害賠償保障法)
- 免許停止処分〈違反点数6点〉(道路交通法)
さらに、もし人身事故を起こしたとしたら、損害賠償金は全額、自分が負担することになってしまう。万一にも死亡事故になったら億単位の賠償金が発生することにもなりかねないのだ。
たとえ、自賠責保険が切れた状態で任意保険に加入していたとしても、任意保険とは自賠責保険に加入するなど正常な運用をしていた状態を前提としているため、万一の事故時には自賠責保険未加入状態を理由に支払いを拒否する可能性もある。自賠責とはあらゆる意味で公道を走るうえでの大前提となることを知っておくべきだ。
CONTACT
特設WEBサイトおよびARコンテンツのお問合せは
- 問い合わせ先
- 一般社団法人 日本損害保険協会
- 電話番号
- 03-3255-1844(代表)
- URL
- https://www.sonpo.or.jp/