お互いを気遣えれば、もっと心は近づける。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、イベントなどが多く中止の決断を余儀なくされている。しかし、「このコロナ禍と呼ばれる中でこそ」と、新たな啓蒙活動がスタートした。それが“Re Stance”だ。
今、世の中では感染予防のため3つの密を避け、ソーシャルディスタンス(= 社会的距離)を積極的に取ることを呼びかけられている。おかげで日々少しずつだが感染者が減少しているのではないか…?という実感は少なからずある。
だが、社会的距離を取っている分、人と人との心の距離まで離れていってしまっているのではないだろうか? そう考えた古郡さんは、個人・企業・団体が感染対策としてできることを誰にでもわかりやすく示すことでお互いを気遣い、離れてしまった心の距離を近づける“Re Stance”活動をスタートさせた。
Re Stanceの公式ホームページでは、新型コロナウイルスの感染対策としてとるべき姿勢(= 新しいスタンス)を示すポスターやピクトグラムのダウンロードが可能になっている。配布されている素材は著作権フリーとなっているので、自営業の人であればお店のどこかに貼ったり、個人ならSNSやブログなどに投稿してみるという使い方もいいだろう。
新型コロナウイルスとの闘いは長期戦が予想され、以前のような日常が戻ってくるのは相当先かもしれない。しかし、Re Stanceのような活動が広まっていくことで、その日が来るのを早めることがきっとできるはずだ。