ただの販売店舗としてではなく、ライダーが集う場所、そしてトライアンフの情報発信基地として新たなスポットが誕生
日本だけでなくアジアのフラッグシップストア的な存在となっている“トライアンフ東京”を運営するSONIC MOTORSが新たに国内17店舗目となるトライアンフ正規販売店として国内最大規模を誇るトライアンフ東京ベイをオープンさせた。
2階に設置された日本初となる大型のロゴサイン。間近で見るとかなりのインパクトがある。夜間も点灯され、昼夜にかかわらず通りを行き交う人やクルマにその存在をアピールする
トライアンフの最新CI(コーポレイトアイデンティティ・デザイン)、店舗スタンダードに準拠しつつ、ところどころにトライアンフ東京ベイならではのオリジナリティが散りばめられているのが特徴だ。その一つが、2階ショールームに車両を運搬するためのカーゴ。本来ならはバックヤードにあるモノだが、あえて見せるカーゴとして車両展示のディスプレイとして活かしている。
店舗の色彩基調に合わせてブラックペイントされた無骨なカーゴとウインチ。1tの耐荷重があり、車体重量318kgのロケット3もラクラク運べてしまうのだ
店舗前にはバイク8台、クルマ2台の駐車枠が設けられているけれど、スペース的な余裕はかなりある。まさにライダーが集う場所としてのキャパシティは十分なのだ
洗車用品などバイク&カーケア用品のメーカー“シュアラスター”とコラボレートした洗車スペースが用意される。自宅に戻る前に洗車できるのはありがたい
広々した空間が用意され、整理整頓が行き届いたワークショップ。専門知識を持ったスタッフが購入後の車両メンテナンスを引き受けてくれるので安心だろう
トライアンフの最新モデルがスペースにゆとりをもって並べられた車両展示エリア。近くには車両に装着できるアクセサリーパーツも展示され、カスタム欲が刺激される
“車両に合ったウエアでビシッと決めたい”。そんな想いを具現化してくれるオリジナルウエアもTシャツからパンツ、ジャケットと店内ですべてそろえることができる
トライアンフ東京ベイでは試乗も受け付けている。全部で試乗車は14台。クラシック、アドベンチャー、スポーツなどトライアンフでラインナップされているモデルたちが勢ぞろい
東京都内の幹線道路の1つである環状7号線に面し、高速道路からのアクセスもいい。さらに近隣の住民にも愛される店舗を目指しているとのこと。まさに東京ベイエリアをカバーする店舗として多くのライダーが集うことに違いない
SONIC MOTORSと雑誌などで活躍する采女華さんがプロデュースしたスピードツインライトニングエディションも受注開始。外装類にオリジナルペイントがほどこされ、ゼッケンプレートが装着され、ウインカーとレバーはアクセサリーパーツになっている。加えてリヤショックはナイトロン製に交換。撮影車両は采女さん合わせて20㎜ショックで下げ、シートも10㎜厚みを落としている。それに合わせてフロントフォークの突き出しも変更。価格は198万円。撮影車両には専用フロントフェアリング(3万円)が装着されている