高速道路各社は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、先に5月31日まで休日割引の中止時期を延長すると発表していた。しかし、その取り組みを6月14日(日)まで再延長すると発表。
6月6・7、13・14日、の土日はいずれも休日割引の適用外となる。
SA・PAのレストランや土産品コーナーなどのテナントも同じく、6月14日までの土日を中心に営業自粛を継続するよう働きかけているとのことだ。詳細は各高速道路の公式サイトを確認いただきたい。なお、物流事業者の利便性を考慮し、ガソリンスタンドやシャワー施設は通常どおりの営業となる。
この再延長は5月25日に緊急事態宣言が解除されたものの、政府は「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針(令和2年5月25日変更)」において、三つの密、いわゆる”三密”を回避したりマスク着用を継続するよう求めたほか、不要不急の帰省や旅行など都道府県をまたぐ移動は、5月末までは感染拡大防止の観点から避けるよう促している。その変更発表を受けて、高速道路各社は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を図るための都道府県をまたぐ移動の自粛に関する取り組みについての国土交通省からの依頼を踏まえ、6月14日まで延長することに決めたとのこと。
緊急事態宣言が解除されたからといって安全になったというわけではなく、数こそ少なくなったものの全国には感染者が毎日発生しているのが現実だ。我々も三密を避け、外出を控えて感染防止に努めたいところだ。
上記取り組みを行なうのは以下の各高速道路となる。
- 東日本高速道路株式会社
- 中日本高速道路株式会社
- 西日本高速道路株式会社
- 本州四国連絡高速道路株式会社
- 宮城県道路公社