サスペンション交換でクッション性アップを狙う
前回までの企画で外装がリフレッシュされたが、乗り味が変わるわけではない。ここからより快適な乗り味やポジションを探ろうと思う。打倒CT125!今回はサスペンション交換でクッション性の向上を目指すぞ。
以前は別の社外品(ノーマルと同じ自由長の330mm)が装着されていたが、ミドルクラス用で非常に硬く、路面のギャップからの突き上げ感が大きかった。そのため長時間の走行では腰が痛くなるなど身体への負担が出始めていた…。楽しいはずのバイクがつらく思ってしまうなんて「僕はイヤだ!」
そこでスーパーカブ50のノーマルサスペンション(同サイズ)に変更したところ、突き上げ感からは解放。しかしあくまで50ccクラス用なので柔らかすぎる面もあったため、再度変更することに。
なぜ10mmアップを選んだのか?
サスペンションの効果やフィーリングを高めるためにも少し伸ばし、全体的にリフトアップすることで体型に合わせたポジショニングにするためでもある。
しかし極力ノーマル然とした部分を見せるためにも10mmアップをチョイス。
見た目のスタイリッシュさも向上
車両に合わせたカラーリング(赤いスプリング)のためまとまった印象なので、ドレスアップ効果も◎。なんとなく車高が上がった気がするが、ほぼ見た目は変わらないかもしれない。
走行時の体感はどうか?
数値的には10mmアップだが、サスペンションの硬さ自体も違うため20~30mmほどアップしたような感じ。
以前はヒザが少し曲がるほどだった足つきも脚を伸ばしてちょど地面に着くようになった。ライディングポジションもステップ位置に対するシート位置が高くなったおかげでラクになり、きゅう屈な姿勢から解放された。
総括
車両自体やアフターパーツの性能でカスタムを考えるのもいいけど、車両のライディングポジションが変わるだけでも印象や乗り味がよくなることも多い。今回はサスペンションが変わったということ以上にパーツ変更にともなうポジション調整が功を奏した部分も強いと思われる。
愛車がしっくりこないと感じているならば、今一度ポジションを見直してみてはどうだろうか。
協力
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