トライアンフモーターサイクルズジャパンは10月20日、国土交通省にリコールを届け出た。
対象車両はトライアンフのストリートスクランブラーとストリートツイン。
不具合が発生したのは電気装置(メインワイヤーハーネス)で、配索が不適切なため、ハンドルを左右に切った際、当該ハーネスがフレームの突起部に接触することがあるとのこと。そのため、当該ハーネスの被膜が破れ、ハーネス内の配線が短絡して、最悪の場合、走行中にエンジンが停止し再始動できなくなるおそれがあるとしている。
改善措置として全車両、ハーネスプロテクターを対策品に交換し、メインワイヤーハーネスの状態を点検して、必要に応じて修正する。
使用者にはダイレクトメール、及び販売店から電話で通知する。
対策実施車両にはステアリングステム部に外-3112のステッカーを貼付する。なお、令和2年11月1日以降はトライアンフモーターサイクルズジャパンのウェブサイト上で確認するとしている。
リコール対象車の車台番号(シリアル番号)の範囲、および製作時期は以下のとおり。
ストリートスクランブラー
- 型式
- 2BL-DGJ900
- 製造期間
- 平成30年(2018年)11月7日から令和元年(2019年)12月19日まで
- 製作台数
- 207台
- 車体番号の範囲
- SMTDAD78GDK917528 ~ SMT DAD78GDL995388
ストリートツイン
- 型式
- 2BL-DGJ900
- 製造期間
- 平成30年10月28日から令和2年(2020年)7月22日まで
- 製作台数
- 389台
- 車体番号の範囲
- SMTDAD74GDK917145 ~ SMTDAD74GDMAC6701
なお、リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれる場合があるので、詳しくはトライアンフモーターサイクルズジャパンに確認するのが確実だ。
国土交通省『リコールの届出について(トライアンフ ストリートツイン 他)』(2020年10月20日)
CONTACT
- 問い合わせ先
- トライアンフモーターサイクルズジャパン
- 電話番号
- 03-6809-5233
- URL
- https://www.triumphmotorcycles.jp