
スピードは遅くても十分走りを満喫できる
2011年に始まったスクータークロスは“ステップボードタイプのスクーター”でダートを走るイベントだ。“スクーターでオフ?”と思う人もいるかもしれないが、ブロックパターンのタイヤがラインナップされているので、それを装着すれば、スピードこそオフロードバイクのようには出ないけれど十分ダート走行を楽しめる。それもあって毎回多くの参加者が集まっているのだ。
ちなみにイーストとウエストで分かれて活動しており、今回はイーストのイベント。毎年春と秋に開催されるが、春は新型コロナウイルスの影響で中止になったものの、秋は十分な対策を講じて行なわれた。午前中にフリー走行を楽しみ、午後からは2グループに分かれて30分の耐久模擬レースが実施された。初めてスクーターでダートを走る人も、毎回参加している強者も、思い思いのペースで1日を楽しんだ。次回は新型コロナウイルスの動向しだいだが、春に開催の予定。日程はFacebookの“Scooter Cross Japan”を参照のこと。
DVDの発売がスタートしたグラドルの鶴見亜莉沙さんと、過去の本誌連載企画に登場していた山口ミカさんも参加。受付で検温やリストバンドの配布を手伝いつつ、自身も走りを楽しんでいた
スクータークロス初参加のライダーも多く、そのため走行前にコースを歩いての説明を実施。メインは富津SSランドのショートコースだが、スクーターなら十分走りごたえのあるコースだ
スクーターだってジャンプもできる! このグランドアクシスはかなりいいペースで走っており、最終的には着地の衝撃に負けてフレームが折れてしまうという結果に…。補強バーは必須なのか?
お昼休みには大抽選会を開催。受付でわたされたリストバンドにはナンバリングがされており、スクータークロス名誉顧問の鎮目さんが数字の書かれたくじを引き、豪華商品がわたされた
午後からは30分耐久の模擬レースを開催。2レース行なわれ(1レースに10チーム参加)、総周回数を競う。スタートはルマン式(?)で、1周ごとにピットインして用意された紙にチェック。ライダー交代するか、そのまま再度走るかはチームの作戦しだい
優勝したのはベスパを駆るチームだった
今回はキムコがATVの“MXU150X”、サイン・ハウス車両事業部がファンティックのEバイク“XF1インテグラ150”と“イッシモ”を用意。もちろん展示だけでなく、キッズコースでの試乗もできた(なおATVはお昼休みにショートコースでの試乗時間も設けられた)
スクータークロスのオリジナルTシャツ
会場ではスクータークロスのオリジナルTシャツも販売。こちらはクレタオンラインショップでも販売しているので、次回参加するときに着用してみては? ちなみに価格は税10%込3,520円だ
スクータークロス Tシャツ 製品詳細ページ
開催概要
- イベント名称
- スクータークロス
- 開催日
- 2020年11月1日(日)
- 開催場所
- 千葉県・富津SSランド
- イベント主催者
- スクータークロスジャパン
- Facebook
- https://www.facebook.com/ScooterCrossJapan/
Scooter Cross Japan Facebookページ