ホンダは12月17日、国土交通省にリコールを届け出た。
リコールの対象となる車種はCRF1000/1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツの2車種。
不具合があるのは燃料装置(燃料タンク)で、燃料タンク製造時の異物管理方法が不適切なため、溶接時にタンク内部に生成された酸化物が燃料ポンプのサクションフィルタに吸着するものがある。そのため、当該フィルタが詰まり、エンジン不調となり、最悪の場合、走行中にエンストするおそれがあるとのこと。
全車両、燃料タンク内の酸化物を除くためガソリンをすべて抜き、燃料ポンプのサクションフィルタ及びフューエルフィルタ、チャンバを新品と交換する。
不具合は市場からの報告で発見され、12月17日の時点で19件が確認されている。この不具合による事故は発生していない。
リコール対象車は平成30(2018)〜令和元(2020)年に製造されたCRF1000Lアフリカツイン アドベンチャースポーツと、令和元(2019)〜2(2020)年に製造されたCRF1100Lアフリカツイン アドベンチャースポーツとなるが、リコール対象車となるかの車台番号確認は下記の『2輪 リコール・改善対策・サービスキャンペーン検索』から検索いただきたい。
また、10月22日にはCBR1000RR-R、8月28日にはCBR250RRのリコールの届け出があるので、CBR1000RR-Rオーナー、CBR250RRオーナーも自車の車台番号の確認を推奨したい。
ホンダ リコール等情報『2輪 リコール・改善対策・サービスキャンペーン検索』ホンダ リコール等情報『CRF1100L Africa Twin、CRF1000L Africa Twinのリコール』(2020年12月17日)ホンダ リコール等情報
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