今度の年末年始は強い冬型の気圧配置が予測
2020-2021年の年末年始ですでに冬期休暇を満喫している人も多いだろう。とくに積雪が少ない太平洋側にお住いの人は、この機会にバイクで実家に帰ろうだとか、あるいはようやくの休みだからツーリングに行こうと考えているかもしれないが、この年末年始はとくに注意が必要。
というのも、2020年12月30日ごろから強い冬型の気圧配置により、日本海側を中心に広い範囲での大雪が予測されているからだ。
とくに降雪の状況によって高速道路などが通行止めになる可能性もあるので、気象情報には細心の注意を払いたい。NEXCO中日本では今回『重要なお知らせ』と題して“不要不急の移動を控えよう”と告知しているほどなので、穏やかな天候に恵まれやすい太平洋側だからと油断しないようにしたい。
NEXCO中日本 ドライバーズサイト気象庁『年末年始の気象の見通し』(令和2年12月24日)国土交通省『大雪に対する国土交通省緊急発表』(令和2年12月28日)
渋滞予測が公開されていないので最新の渋滞情報もチェックだ
また、新型コロナウイルス感染症の影響もあって、昨今は交通事情が従来と大きく変動している。そのためNEXCO中日本では渋滞予測情報の提供を休止しているので、昨年までのように31日が下り線のピークだとか、3日が上り線のピーク、といった情報が掲載されていない。
この年末年始に限っては日本道路交通情報センターなどの最新情報を随時チェックしていただきたい。
最新の交通情報確認に役立つ参考リンク集
日本道路交通情報センター:JARTIC国土交通省『渋滞情報』ドラぷら『高速道路の渋滞・規制情報』
冬季のツーリングは寒さとの戦い。無理は厳禁だ
この時期のツーリングは寒い。寒いと体は思った以上に反応が遅くなるし、判断自体も遅くなりがちだ。防寒対策を万全にしていただきたいが、とくに気を付けるべきは体の末端。つま先や指先、さらに首は冷やさないようにしたい。
ただ、冷やしてはダメだからと厚着をして動きにくくなるのでは本末転倒。webタンデムスタイルを『防寒』で検索すれば、いろんなグッズやギア、パーツがヒットするので、そちらをチェックして、専用装備で防寒対策を充実させていただきたい。