ヤマハは1月12日、国土交通省にリコールの届け出を行なった。
対象となるのはFJR1300AとXT1200Z、XT1200ZEの3車種・4型式。
不具合が発生したのは制動灯(前輪用制動灯スイッチ)で、制動灯において、前輪用制動灯スイッチ内部ゴム部品の成形に使用している離型剤が不適切なため、当該ゴム部品にシリコン成分が含まれているものがある。そのため、スイッチ内部にシリコンガスが充満して、スイッチ操作により通電した際に接点部に酸化シリコンが生成され、そのまま使用を続けると、制動灯が消えなくなるおそれがあるとのことだ。
対策として当該車両は全車両、前輪用制動灯スイッチを対策品に交換する。
対象となる車両の通称名と型式、車台番号の範囲、輸入期間は以下のとおりとなる。
- (通称)FJR1300A
(型式)RP231
(車台番号)JYARP231000000329〜JYARP231000001977
(輸入期間)平成24年10月1日〜平成25年5月31日 - (通称)XT1200Z
(型式)DP041
(車台番号)JYADP041000000311〜JYADP041000001102
(輸入期間)平成25年12月1日〜平成26年11月30日 - (通称)XT1200ZE
(型式)DP046
(車台番号)JYADP046000000317〜JYADP046000004119
(輸入期間)平成25年12月1日〜平成29年1月31日 - (通称)XT1200ZE
(型式)DP075
(車台番号)JYADP075000000874〜JYADP075000003482
(輸入期間)平成29年6月1日〜令和元年5月31日
リコール対象車の車台番号の範囲には対象とならない車両も含まれているため、車台番号の範囲内のオーナーはヤマハ正規取扱店かヤマハの『バイク・スクーターリコール等情報検索』で確認いただきたい。
国土交通省『リコールの届け出について(ヤマハ XT1200ZE 他)』(令和3年1月12日)
CONTACT
- 問い合わせ先
-
ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
- 電話番号
-
0120-090-819
- URL
- https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/