ホンダは1987年以来の1-2フィニッシュをはたす
サウジアラビアを舞台に開催されているダカールラリー2021が、1月15日(金)に最終の第12ステージを終了し、ホンダ・CRF450 ラリーに乗るモンスター・エナジー・ホンダ・チームのケビン・ベナビデス(Kevin Benavides)選手が、二輪車部門の総合優勝を獲得した。また、総合2位には昨年優勝のリッキー・ブラベック(Ricky Brabec)選手が入り、1987年以来の1-2フィニッシュを飾るとともに、2年連続のダカールラリーの二輪車部門での総合優勝となった。
総合優勝をはたしたK・べナビデス選手(右)はアルゼンチン出身の32歳。2016年からダカールラリーに初参戦し、今年のダカールラリーでは第5ステージで総合優勝を獲得。総合成績でも首位に立った。その後、いったんは首位を明け渡したものの、第10ステージで再び首位に立つと、その後も安定した走りで首位を守り続け、自身初の総合優勝を飾った。
K・ベナビデス選手は以下のコメントを発表している。
今年のダカール最終ステージは、非常に厳しいものでした。3番手スタートだったので比較的楽だろうと予想していましたが、間違いでした。50キロ地点で先行のライダー達がコースに迷ったため、前方が開けました。ナビゲーションが非常に難しいステージでしたので、手堅く走ることに専念しました。とにかく全てを出し切った勝利で、夢が叶った気分です。とにかく嬉しいです。ゴールラインを越える時は、いろいろなことを感じ、考えていました。かつてのチームメート故パウロ・ゴンサルヴェスとともにゴールラインを越えました。素晴らしい瞬間でした。この瞬間は、生きていることの喜びでいっぱいです。今年のこの難しい状況の中、素晴らしい仕事をしてくれたメカニックを始め、チームのみんなに感謝しています。また、自分の夢を叶えることを可能にしてくれた、素晴らしいマシンを準備してくれたHondaに感謝しています
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