3月4日、スズキは国土交通省にリコールの届け出を行なった。
対象となるのはGSX250R。型式は2BK-DN11Aとなる。
不具合が発生したのは前照灯(電球)。前照灯において、電球の選定が不適切なため、特定のエンジン回転数で共振が発生し、電球内部のフィラメントが上下に大きく振れることがある。そのため、そのまま使用を続けると、フィラメントが断線し前照灯が不灯となるおそれがあるとのことだ。
対策として全車両、前照灯の電球を対策品に交換するとともに、電球交換時の不具合発生を防止するため、電球を押さえるばねの保持部へクリップを追加する。
不具合は市場からの情報で発見され、3月4日までに9件の不具合が確認されている。この不具合を起因とする事故は発生していない。
対象となる車台番号はLC6DN11AZ01100100〜LC6DN11AZ01103649で、該当する車両が製作された期間は平成29年3月16日〜平成30年2月26日。対象台数は3,548台となる。
なお、リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があるので、詳しくは最寄りのスズキ販売店に問い合わせいただくか、下記ススギウェブサイトで対象車両検索を行なっていただきたい。
国土交通省『リコールの届出について(スズキ GSX250R)』(2021年3月4日)スズキ『リコール・改善対策・サービスキャンペーン 対象車両検索 【二輪車・四輪車】』
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