ビー・エム・ダブリューは3月30日、国土交通省にリコールの届け出を行なった。
対象となるのはR1250GSとR1250GS Adventure。型式はともに2BL-R12MAとなる。不具合が発生した部位は制動灯(グランドモジュール)となる。
不具合はGM(グランドモジュール)において、電気負荷の設計が不適切なため、ホーンを鳴らしながらブレーキを操作すると制動灯の故障警告が表示され、イグニッションスイッチを一度オフにして再度オンにするまで、制動灯が点灯しなくなるおそれがあるという内容だ。
改善のため対象車両は全車両、GMのソフトウエアを対策プログラムに書き換える。
不具合の発生は市場からの情報により発見され、不具合の発生件数は2件。不具合を起因とする事故は発生していない。
対象車両の車台番号、及び製作期間は以下のとおり。
R1250GS
- 車台番号
- WB10M0106M6D41862〜WB10M010XM6E01738
- 製作時期
- 令和2年8月26日〜令和2年12月15日
- リコール対象台数
- 88台
R1250GS Adventure
- 車台番号
- WB10M1100M6D41863〜WB10M1100M6E03276
- 製作時期
- 令和2年8月26日〜令和2年12月16日
- リコール対象台数
- 164台
対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があるとのこと。使用者にはダイレクトメールで告知されるが、対象となる車台番号のオーナーは最寄りのBMWモトラッドに相談していただきたい。
国土交通省『リコールの届出について(BMW R1250GSA 他)』(令和3年3月30日)
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