四輪用大型用品店として知られるオートバックスセブンは、体温上昇をセンサーで感知し、熱のこもり具合によって3段階の警告をしてくれる”熱中対策ウォッチ”をリリース中。バイク乗りにも非常に有用なアイテムをここで紹介しよう。
バイクとは日中だと直射日光を受けつつ走る乗り物だ。それゆえに夏は体温が上昇しやすい。そのうえ長ソデのジャケットやパンツ類、さらにはヘルメットをかぶっているわけで、普通に歩いているだけでもキツい季節はさらにキツくなるわけだ。ヘルメットやジャケットなどを装着していれば、汗をかいて熱を放出しにくくなり、体の内側に熱がこもってしまうことも少なくない。それだけに真夏のライダーとは熱中症になるリスクが非常に高いのだ。
とはいえ、熱中症は初期段階だとそれとは気づきにくいのが難点となる。そこで有効なのが、オートバックスセブンがリリースする”熱中対策ウォッチ”だ。これはバイオデータバンク社が独自開発したセンサーで体に熱のこもり具合を感知し、熱中症になる危険性をアラームとLED表示で警告してくれるというウォッチタイプのリストバンド。製品名にウォッチとはあるが、時間表示はしないタイプとなる。
性能面では警告時のアラームは最大86db、表示LEDは熱のこもり具合で赤、青、緑の3段階となる。防水規格はIPX3なので、およそ傾斜60度からの散水に対しての保護性能を有している。いわゆる防雨形なので生活防水レベルと考えてもらえばいいだろう。また耐熱は60度以下を想定しているので、夏日の直射日光下や熱がこもる自動車の中などに放置しなければ問題ないレベルだ。
バッテリー寿命は最大約3ヵ月連続動作が可能(3ヶ月中に90回以下のアラーム発生時を想定)で、バッテリー交換はできず使い切りタイプとなる。定価は3,300円(税込)と使い捨てと割り切るには少しもったいないのでは、という気持ちも生まれるが、1日8時間、週5日で3ヶ月使い続けると思えば月1,000円ぽっきりで熱中症対策できると思えば安いものだろう。自覚しにくい熱中症をセンサー感知してくれて、それに従って早めに休めばリスクは低減できる。熱中症を甘く見ている人も少なくないが、危険を事前に、できるだけ早期に探知し、安全に夏のツーリングを楽しんでいただきたい。
さて、そんな熱中対策ウォッチだが、タンデムスタイル本誌にて2名に読者プレゼントとして提供いただいたのだ! 詳しくは7月24日発売タンデムスタイルに掲載されているので、興味を持った人はぜひご応募を。本誌の応募用紙以外にもメールでも読者プレゼントは受け付けているぞ。
製品情報
- 製品名
- 熱中対策ウォッチ
- 価格
- 3,300円(税込)
- サイズ
- 26×11×43(㎜)
CONTACT
- 問い合わせ先
- オートバックスセブン
- URL
- https://shop.autobacs.com