2021年8月14日(土)〜28日(土)にかけて、バーチャル空間上で行なう世界最大級のVRイベント『バーチャルマーケット6』が開催される。そのイベントにヤマハが初出展し、業界初の試みとなる”バイクのVRシェアライドサービス”を展開すると発表された。
これはヤマハのフラッグシップモデルであるスーパースポーツバイクYZF-R1と、同社が開発する人とマシンが共響するパーソナルモビリティ”MOTOROiD(モトロイド)”の2車両を3Dモデルで再現し、出展会場入り口に設置。来場者はこのバーチャル車両に乗って会場内を移動できる“VRシェアライドサービス”を提供するという内容だ。
このサービスは、バーチャル空間ならではの新しい体験価値を提供するため、VR空間上で乗って移動ができるバーチャル車両を出展することで、より多くの人にバイクが持つ魅力や、乗る楽しみを体験してもらうために用意。出展するバーチャル車両は精巧な作り込みで、実車さながらの二輪車特有の動き、サウンド、爽快感なども体感できるとのことだ。
また、バイクのバーチャル車両のほかに、ヤマハ発動機が開発するヒト型自律ライディングロボット”MOTOBOT(モトボット)”の3Dアバターが設置される。来場者は自身のアバター姿はもちろん、MOTOBOTの姿になってバイクに乗ることや、会場内を回遊することが可能になるという。
ちなみにヤマハが出展することになった”バーチャルマーケット”とは、バーチャル空間上にある会場で、アバターなどのさまざまな3Dアイテムや、リアル商品(洋服、PC、飲食物など)を売り買いできる、世界最大のVRマーケット。開催期間中は24時間運営されていることから、日本はもとより世界中から100万人を超す来場者を誇る、世界最大級のVRイベントとのこと。商品売買の他にも、会場内で乗り物に乗ったり、映画を見たり、音楽ライブに参加するなど、バーチャル空間ならではの”体験”も提供。さらに来場者間で音声によるコミュニケーションが可能で、現実世界で一緒に街を巡っているかのような臨場感が楽しめるという。そもそもは3Dデータ商品の個人間売買を目的に始まったバーチャルマーケットということだが、近年では大手企業の参入などによりリアル商品の販売も充実し、VRコマースの新たな可能性を創出しているとのこと。ヤマハがこういったイベントの出展を経て、二輪という乗り物に対する関心を高めるという試みには注目したい。
イベント概要
- 名称
- バーチャルマーケット6
- 主催
- VR法人HIKKY
- 会期
- 2021年8月14日(土)〜2021年8月28日(土)(計15日間)
- テーマ
- 世界の祭り
- 会場
- VRChat内特設ワールド
- 来場方法
- https://vket6.v-market.work/access
- ティザーサイト
- https://vket6.v-market.work/
CONTACT
- 問い合わせ先
- ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
- 電話番号
- 0120-090-819
- URL
- https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/