写真・文:関野 温
スクーターは街中の足と思うなかれ、オフロードを走って何が悪い!
いろいろなことにチャレンジしたくてたまらない、にゃんばことバイク声優の難波佑香(なんばゆうか)さん。ある日突然、ランブレッタやファンティック、キャバレロなどのブランドのバイクを扱うモータリストのファクトリーに飛び込んで来た。
「じつは私、やりたいことがあって、スクーターでめちゃめちゃ遊びたいんですよ」
突然の出来事に驚くモータリスト代表の野口社長だったが、にゃんばにとっておきの素敵なマシンを用意した。それはスクーター、ランブレッタV200スペシャルだった。
ランブレッタはイタリア生まれのヨーロピアンスクーター。ファッショナブルなスタイルは世界中で人気のマシン。
たまたまモータリストで、事故で廃車にする予定だったランブレッタV200スペシャルがあり、それを使っていいというのだ。
「その子を新たな命を吹き込んで、私のかわいい生贄にしていいってことですか!」
やる気がみなぎってきたにゃんばは、今まで走ったことのないところを走りたいということで、「土の上が走りたい!」となり、ならばスクータークロスというスクーターでモトクロスをやるイベントがあり、このランブレッタをオフロード仕様にして参戦しようとなった。
そうと決まったらこのマシンをにゃんばのためのオフロード仕様に改造しちゃおうという展開に。
オフロードを走るにあたって、まずは公道走行に必要ない部品を外し、軽量化を目指す。さらにはタイヤはブロックパターンのモノを履かせれば、見た目にもオフロードスクーターになりそうだ。
さあ実行ということなのだが、まずは作戦会議。どんなマシンに仕上げたいかを話し合う2人。
「私にできることは外観のイメージぐらいですかね」
そんなにゃんばに野口社長がランブレッタのぬりえを差し出す。
大喜びのにゃんばは、早速ランブレッタのぬりえを開始。
オフロードランブレッタのイメージを考える。
どうやらにゃんばの大好きなネコをモチーフにしているみたいだ。スクーターなのにしっぽがあったり、耳があったり、鈴を付けたり。
こうしてでき上がったイメージがこちら。
はたしてどんなオフロード仕様のランブレッタができるのか、乞うご期待。