ヤマハは9月13日、Yostarが運営するスマートフォン向けアプリゲーム『アズールレーン』との新たなコラボレーションプロジェクトとして、ヤマハの社員レースチーム「IRF(磐田レーシングファミリー)」による2022年鈴鹿8時間ロードレース参戦企画を始動すると発表した。
本プロジェクトでは、アズールレーンの人気キャラクターでもある「エセックス」をモチーフとした特別デザインのYZF-R1、レーシングスーツ、ヘルメットを製作。IRFより2022年の鈴鹿8時間耐久ロードレースを最終目標に、国内で開催されるレースに参戦するとのこと。また、参戦に合わせて、アズールレーンゲーム内での連動企画やウェブコンテンツなども展開予定となっているとコメントされている。
IRF(磐田レーシングファミリー)とは、1970年代にヤマハの開発部内の有志が集まって結成されたロードレースクラブ。ヤマハ発動機およびグループ会社の社員で構成されたサラリーマンライダーチームで、各部門の垣根を越えた多くのサポートで成り立つ、まさに社員代表といえるチームとなっている。IRFでは、鈴鹿8耐を含む数多くの国内レースに参戦しながら、実体験を通して、モノ創りの楽しさ・難しさをベテランから若手エンジニアへ継承する、人材育成の機会と位置づけられているとのことだ。
またアズールレーンとは艦船を擬人化した美少女キャラクターを編成して敵と戦う横スクロールシューティングRPGアプリゲーム(Android/iOS用)。2017年にサービスがスタートし、世界展開する中で日本国内だけでも800万人の登録者数を誇る一大コンテンツとなっている。2019年にヤマハとアズールレーンのコラボレート企画としてアズールレーンキャラクターをイメージしたオリジナルデザイン仕様のYZF-R25を製作した他、2019年東京モーターショーにもその製作したYZF-R25複数を展示している。
昨今はモータースポーツ界を筆頭に二輪・四輪メーカーとサブカルチャーとのコラボレートがめずらしくなくなってきたが、ヤマハはサブカルチャーとの協力に積極的な印象だ。今後も同社の取り組みには注目したい。
なお、本プロジェクトにおけるIRFレース活動のメインスポンサーは、ヤマハモーターエンジニアリングが就任する。
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