ドゥカティは2023年シーズンから、MotoGP™ 世界選手権の電動バイク・クラス『FIM Enel MotoE™ World Cup』の唯一の公式サプライヤーになると発表した。
2019年から開催されているMotoE™ クラスは、これまでイタリアのENERGICA(エネルジカ)社が参戦車両を供給していたが、MotoGP™ を運営するドルナ・スポーツとの間で締結された契約により、ドゥカティが2023年から2026年の4シーズンにわたってMotoE™ World Cup用のマシンを供給することになる。
ドゥカティとしては、FIM Enel MotoE™ World Cupに参戦するマシンを製作することで、スポーティで軽量かつパワフルな電動バイクに適用される最高のテクノロジーとテスト方法を開発することができ、同時に、2030年までに電動化モデルを製品ラインナップの主力とする「New Auto」戦略を掲げるフォルクスワーゲン・グループの一員でもあることを踏まえると、電動パワートレインへと変化を遂げるための最善の道筋を示しているとコメントしている。
また、現在、電動化の分野でもっとも重要な課題は、サイズ、重量、航続距離、充電ネットワークの拡充とされている。そこでFIM Enel MotoE™ World Cupにおけるドゥカティの経験は、テクノロジーおよび化学分野における進化とともに、製品の研究開発における基盤となると評価。テクノロジーが許す限り、スポーティで、軽く、スリリングで、すべてのファンを満足させることができるドゥカティ製電動バイクを製造する方法を研究することにつながるとしている。
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