
大人だからといってバランス感覚にすぐれているとは限らない。子どもも同じ状況で楽しめるスラックラインは野外イベントの人気コンテンツのひとつだ
BushCraftによる火おこし体験会。キャンプでは必要不可欠だが、それ以外に災害時にも役に立つ知識として経験しておくのはいいことだろう
来年はバイクエリアが展開される可能性もある
静岡県沿岸部に位置する吉田町で、地元企業や各団体が街づくりの第一歩として“ここでしか味わえないコト・モノ”を展開する吉田野営が開催された。今年で4回目の開催となり、年々参加者や出展ブースも増えてきているようだ。
地域団体が開催するということで、ただキャンプやイベントを楽しむだけではなく海岸清掃をしたり、そこで集めた流木を使ったキャンプファイヤー、サンセットヨガ、特産品PRを兼ねたフードファイトなど、土地に根付いたイベントコンテンツなのが他にはない強みだ。参加者は家族連れが多く、大人も子どもも楽しめる内容となっていた。
日中は綱渡りを体験できるスラックラインや火おこし体験会、フライフィッシングなどで遊び、夜になればサンセットヨガやキャンプファイヤー、ナイトシアターで映画鑑賞など、1日丸々楽しめるコンテンツがたくさん詰め込まれていた。
来年は敷地内でのバイク関連の展示や試乗、ソロキャンパー・バイクキャンパー向けサイトも検討してくれるとのこと。静岡県といえば国内二輪メーカーもあり、バイクのふるさと浜松などイベントも多い地域。そこにライダーも参加してくれたらより盛り上がれるのではないだろうか。
家族連れやグループ参加が多かったため、キャンプサイトは大型テントが多数。来年はソロキャンパーも増やして、小さなテントをたくさんこのエリアに張りたい
バイクキャンプで使えるアイテムチェック!
osoto雑貨オリジナルのBonfireシリーズからはコンパクトに収納できる焚火台。3~6角形まで変形し、用途によって使い分け可能。薪がより燃焼しやすいつくりなのでキレイに燃え切るそう
本誌でもよく紹介している本橋テープのタフフックは限定カラーを販売していた。キャンプにひとつ持って行くだけで、自分のサイトの利便性と華やかさが向上するオススメアイテム
こちらもosoto雑貨の薪割りアイテム“きつつき”。ソロキャンプだと焚火台が小さいため、こういったアイテムがあるとちょうどいいサイズにできるので、バッグにひとつ忍ばせておくと重宝しそう
WINDY&RAINYが本橋テープと製作したボトルホルダーは、バイクキャンプやトレッキングなどさまざまなシーンで活躍してくれそう。見た目がおしゃれなのもポイントだ
88wood designworkerが用意していたのはスウェディッシュトーチ用の丸太と木を使ったプレート各種。使いこむほどに味が出るのでライダーには長く大切に使ってもらいたい
非常にコンパクトになり、展開すると110×79(㎝)になるダウンブランケット。撥水加工した水に強い生地が使われているため、少し濡れても大丈夫。こちらもWINDY&RAINYの製品
これはオススメアイテムというよりも、ぜひ食べに行ってもらいたい吉田ハム工場の焼き豚が入った“究極のかれいぱん”。ツーリングの目的として、工場売店で揚げたてを食べに行こう!
火種屋というめずらしいネーミングのブランドからは、松ボックリやスギなど自然界にある着火剤として使える天然素材をまとめて販売。キャンプ時のちょっとした小ネタとして持っておきたいアイテムだ
イベント概要
- 開催日
- 2021年11月6日(土)~7日(日)
- 開催地
- 静岡県営吉田公園
- 主催
- 吉田町商工会青年部