ダートトラックライダーの大森雅俊選手が、12月26日(日)に行なわれたMFJ承認 FLATTRACK RACE “CHALLENGE CUP”に参戦。出場レポートが大森選手から届いたのでその全貌をお届け!
今回、大森選手は選手としてのレース出場だけでなく大会運営も担っていた。日本国内では過去にダートトラックの全日本選手権も開催されていたが、様々な理由から開催を断念せざるおえない状況になった。これを復活させることを目標にダートトラック・フラットトラックをより多くの人に知ってもらうべくこういったアマチュアからプロでも参戦できるレース、スクールなどの運営を行なっているというわけなのだ。
100台以上がエントリー、大森選手は見事1位独占
本文:ダートトラックライダー #70 大森雅俊選手
今回のレースは、初の試みとなる川越オフロードヴィレッジ主催 MFJ承認レースでした。フラットオーバル&TTコースにて⾏ないトータル100台以上ものエントリーがありました。
僕は、レースの運営もお⼿伝いをさせて頂き、DTX450オープンクラスへエントリーしました。DTX450オープンクラスのエントリー台数は12台。オーバルレースについては全てスタートバーを使⽤しての形式で⾏いました。
出場クラス、車両台数
FTR223クラス | 15台 |
---|---|
125改造クラス | 15台 |
HAVEFUN クラス | 10台 |
250クラス | 15台 |
ヴィンテージツイン&シングルクラス | 7台 |
DTX450オープンクラス | 12台 |
合計 | 72台 |
※その他40台ほどがTTコース(Eコース)参戦
天候 | 晴れ |
---|---|
トータルエントリー数 | 100台超 |
コース | 200mオーバル |
⾞両 | KX450(2021モデル) |
ヒート①5周)内側2番⽬からのスタート。ドライコンデイションでより細かなコントロールが必要となりましたがホールショットを取る事ができました。2周⽬で⾚旗が出たためリスタートとなりましたが1回⽬でスタートの感覚をうまく掴む事ができた為再、度ホールショットから維持をし続け1位で進む事ができました。
ヒート②5周) 内側5番⽬からのスタート。スタートで左隣のライダーに並ばれるも、1コーナーからの⽴ち上がりでうまく外側から防ぐ事ができました。ですが1周⽬で⾚旗となりリスタート。1回⽬のスタートを思い出し、隣のライダーに並ばれないよう、うまくホールショットを取りチェッカーまで1位を維持し続けられました。
決勝15周)内側5番⽬からのスタート。スタートが上⼿くいき、1コーナー⽴ち上がりから既に後ろのライダーと3台分ほど離す事が出来ました。そこから、⾃分のペースとラインを掴む事ができ約半周ほど離す事が出来ましたが、10周あたりで転倒があり⾚旗となりました。5周の決勝、リスタートとなりました。今⼀度ホールショットを取る事が出来ましたが、1周⽬でまた⾚旗。再再スタート(5周)となりました。最後もしっかりとスタートを決め、後ろとは5台分ほど離して1位チェッカーを受けることが出来ました。
今回のレースは全⽇本ダートトラック選⼿権があった際に参戦していたライダー、また若⼿ライダーも参戦をしており⾮常に刺激のあるレースでした。
今後は今回のレースを元に選⼿会を⽴ち上げ、来年以降もより良いレースを作っていきたいと思っております。来年も引き続き、世界選⼿権への準備そして国内フラットトラックの普及活動に⼒を⼊れて参ります。
また、KX450もテストを重ねとても扱いやすく、⾃分の⼿⾜のように動かせるようになってきました。さらに準備を整え、来年は2022 FIMフラットトラック世界選⼿権へ参戦します。
今後ともご⽀援ご協⼒の程よろしくお願い致します。
ダートトラックライダー
#70 ⼤森雅俊