2021年の年の瀬が押し迫る中、国内外のレースで活躍し続けるヨシムラが、FIM世界耐久ロードレース選手権(EWC)2021シリーズチャンピオン獲得を記念した祝勝会を、地元となる神奈川県厚木市で開催した。当日は約200名の関係者が集まり、スズキファクトリーチームとして参戦初年度でシリーズチャンピオンを獲得した偉業をたたえた。加藤陽平チームディレクターがチームを支えたすべてのスタッフを紹介したり、スズキやコラボレートしたSERT(SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM)のライダーからビデオメッセージが届いたり、さらにはサプライズゲストとして元TOKIOの長瀬智也さんが花束贈呈に登壇したりと、おおいに盛り上がった。また、2021年12月のFIM表彰式に吉村不二雄社長が招待され“GOLD MEDAL NICLAS RODIL DEL VALLE”(二輪レースの普及や発展に貢献した人物や企業に贈られる)を受賞したことも報告された。
ヨシムラとは?
レースは興味ないからと急に耳(目?)を閉ざしてしまうライダーは意外と多い。なので、日本屈指のプライベーター“ヨシムラ”といわれても何のことやら…、と思ったあなた! ヨシムラは、これまでのレース活動で培ったノウハウと経験を活かしてマフラーをはじめ、たくさんのパーツを販売してしているアフターパーツメーカーでもあるのだ。なので、街中を走っているバイクを細部まで見てみるとヨシムラのパーツを付けた車両をちょくちょく見かける。そう、ライダーにとってはけっこう身近な存在なのだ。