メッツラーはTOURANCEシリーズの第4世代となる新タイヤTOURANCE Next 2と、最新のアドベンチャー/エンデューロモデル用に特別開発されたオン/オフ兼用タイヤKAROO 4を発売すると発表した。
TOURANCE Next 2
TOURANCE Next 2は、アドベンチャーモデルのパフォーマンスアップを目的に開発されたモデルとなり、1人、または2人乗りでの長距離走行、および郊外のツーリングの両方を想定して開発された。走行時の快適性と耐久性を組み合わせつつパフォーマンス発揮を求めるユーザーに適したモデルになるとのことだ。
とくにウエットおよびブレーキング性能が強化され、社内テスト(※2020年モデルのBMW・R1250 GSで85km/h、周囲温度25度状況下での社内ウエットブレーキテスト)で前モデルTOURANCE Nextよりも1.5mも短い制動距離を実現したとのこと。また、同乗者やフル積載の荷物がある場合でも快適で扱いやすいものになるようトレッドパターンや構造、コンパウンドを選定したと解説している。
TOURANCE Next 2は2022年春から段階的に以下のサイズ展開で発売される予定だ。
TOURANCE Next 2 サイズ展開
前後 | タイヤサイズ |
---|---|
フロント | 100/90 – 19 M/C 57V TL |
110/80 R 19 M/C 59V TL | |
120/70 R 19 M/C 60V TL | |
120/70 ZR 19 M/C 60W TL | |
90/90 – 21 M/C 54V TL | |
リヤ | 130/80 R 17 M/C 65V TL |
140/80 R 17 M/C 69V TL | |
150/70 R 17 M/C 69V TL | |
170/60 R 17 M/C 72V TL | |
170/60 ZR 17 M/C 72W TL | |
150/70 R 18 M/C 70V TL |
KAROO 4
KAROO 4はKAROO 3の後継モデルで、オン/オフ兼用タイヤの最新世代を代表するタイヤとなるとのこと。アドベンチャーやエンデューロモデルの装備に対応し、アドベンチャーツーリングの今までの限界を超えることができるように設計されたとメッツラーでは解説している。
その目的のため特許を取得したトレッドパターンを採用し、オンロードのアスファルトやさまざまな局面のオフロードの両方で、タイヤの総合的なパフォーマンスレベルを向上させたとのことだ。オンロードでは、濡れたアスファルトでも一定の傾斜角で安全に走行できるトレッドパターンを開発し、ハンドリングとウエット路面での挙動向上をねらった。オフロードではパフォーマンスレベルを総合的に高めつつ、砂や泥、粘土などといった柔らかい路面での性能向上を追求している。
KAROO 4は2022年夏から段階的に以下のサイズ展開での販売予定だ。
KAROO 4 サイズ展開
前後 | タイヤサイズ |
---|---|
フロント | 120/70 R 19 TL 60Q M+S |
90/90-21 TL 54Q M+S | |
リヤ | 170/60 R 17 TL 72Q M+S |
150/70 R 18 TL 70Q M+S |
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