ホンダより、東京モーターショー2017にも出品予定の新型スーパーカブ50/110の詳細が発表された。従来までの中国生産から日本国内の熊本製作所にて生産されることとなった2018年モデルのスーパーカブ50/110は、2017年11月10日より販売開始予定だ。
新型スーパーカブ50/110はカブらしさを体現
スーパーカブ50/110は新型へとモデルチェンジ。といっても、一度はグローバルモデルとしてリニューアルを受けたスーパーカブが、再度スーパーカブらしいデザインに生まれ変わったという印象を受ける人が多いのではないだろうか。丸目のヘッドライトや同じく丸形のウインカー&ミラー、小物入れもかねたサイドカバー、ハンドルポスト部のエンブレムなど、スーパーカブらしさが全面に取り入れられている。
それと同時に、もちろん中身の方も進化。ヘッドライトにはLEDを用いるとともに、エンジンは耐久性やメンテナンス性のさらなる向上をねらい熟成が図られている。
また、シャシー自体もチェーンカバーの着脱性やチェーン調整のしやすさ、電装系へのアクセス性向上(サイドカバーからアクセス可能)をねらい変更が加えられている。
COLOR VARIATION
SUPERCUB50
SUPER CUB110
PROシリーズも同時にモデルチェンジ
ホンダブースにはカブワールドが登場!
スーパーカブ累計販売台数1億台突破、さらには2018年に生誕60周年を迎えるということで、今年の東京モーターショー ホンダブースはスーパーカブ推し!! 歴史・現在・未来の3つのパートに渡るスーパーカブたちが集められ、カブワールドが展開される予定だ。
歴史のコーナーでは初代スーパーカブ C100をはじめとした歴代6モデルを展示。ちなみに、ホンダのスーパーカブ特設サイトにてスーパーカブの歴史が詳細に紐解かれている。そのなかには今回展示されるヒストリーモデルも含まれているので、興味を持った人はぜひチェックしてみよう。スーパーカブ、ひいてはバイクメーカーとしてのホンダの成長の歴史を知ることができるぞ。
現在のコーナーでは、新たに情報がリリースされた新型のスーパーカブ50/110をはじめとした3台(残りはクロスカブ110)を展示。
そして、未来のコーナーではコンセプトモデルとなるスーパーカブ C125とスーパーカブ110 1億台記念車の2台が展示される予定だ。