スリップサイン?タイヤの硬化?タイヤのイロハを学んで安全なバイクライフを送ろう!part2

タイヤの劣化、トラブルからメンテナンスまで

そして次にタイヤの劣化だ。新車の場合は新品のタイヤだが、中古車の多くは前のオーナーが売却した時と同じタイヤを装着していることがほとんど。販売店によってはタイヤの硬化を事前に知らせてタイヤ交換を勧めてくれる場合もあるがそうでない場合もある。長年乗っているライダーであればぱっと見で判断したり、走り心地などで分かるかもしれないがビギナーにはやや難題かもしれない。

 

年月が経つとタイヤは徐々に硬化していき、最悪の場合プラスチックのようにガチガチになりグリップ力はほぼ皆無になる。また乗り心地も悪くなり、タイヤ表面にはひび割れなどの変化も発生する。

製造年月日はタイヤのサイドに記載されている。この場合2021年の43週目で、大体10月~11月ごろ製造と分かる

 

これらを放置しておくとちょっとした小石などでもパンクする可能性も出てくるので非常に危険だ。

また寿命が来ていないタイヤであっても、道路上に落ちている大きな石や釘、金属片などを踏んでしまうことでパンクやバーストし、修理だけでは手に負えず交換せざるおえない場合もあるのだ。

◇メンテナンス方法

まず日頃から乗る直前にタイヤのチェックをすることが必要不可欠。タイヤの表面にひび割れや釘などが刺さっていないかをよく見ること。さらにタイヤを指で押して空気が抜けていないかなどもチェックするとなおよい。

硬化を目で見る以外にチェックする方法もある。どのくらい硬化しているか数値で出してくれる機械というのも販売されており、これらでチェックするのも一つの手だ。

交換前に測定。数値が高いほど硬化している。一般的にタイヤの硬度は 新品で50後半~60前半といわれている。60後半~70台になると危険サインだ。

 

Part.3ではタイヤの交換タイミングや交換後の慣らし運転について解説。ぜひともチェックしてみてほしい。

 

スリップサイン?タイヤの硬化?タイヤのイロハを学んで安全なバイクライフを送ろう!part3

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