ヤマハは国内新発売のYZF-R7、昨年EICMAで発表されたMT-10、TMAX、XSR900などEICMA(ミラノショー)で話題となったモデルを中心に車両を展示している。
MT-10
ヤマハのMTシリーズ最上級モデルとなるスポーツネイキッドMT-10。2022年モデルで様々なポイントに変更が加わった。外観はフロントカウルなどに直線的な造形が目立った前モデルから曲線的なデザインに変更。見た目の印象も変わっている。YZF-R1ゆずりのエンジンなど基本コンポーネンツこそ変わりないものの、吸排気系を見直したことで出力は約5psアップして165.9psとなったほか、トルク特性をストリート向けに変更。またYZF-R1同様に6軸IMUを搭載したのもトピックスだ。
YZF-R7&YZF-R series
かつての並列4気筒モデルとは異なり、ほどよいサイズ感とパワー感で広く支持されそうな水冷並列2気筒エンジンを採用するYZF-R7。見た目はフルカウルスポーツモデルらしくアグレッシブな印象だが、実際にまたがってみるとポジションは昨今の標準的なスポーツモデルのそれに近いのでフレンドリーさすら感じてしまう。YZF-R7に注目しているアフターパーツメーカーも複数あったので、今後はカスタムシーンでも注目株となりそうだ。またYAMALUBE仕様の外装キットも紹介されていた。
XSR900/XSR700
会場で年配層(!?)の人目を惹いたのはXSR900とXSR700だろう。XSR900は1980年代にヤマハのレースシーンでよく見られたゴロワースカラーを、XSR700は1980年代の名車で2ストロークモデルのRZ250/350のカラーリングを踏襲。昔を知る人には一層懐かしく、昔を知らない人には新鮮に映ることだろう。
また、市販車だけではなくMotoGPで2021年にチャンピオンを獲得したファビオ・クアルタラロ選手のYZR-M1、全日本ロードレース選手権JSB1000で史上初となるシーズン全勝でチャンピオンを獲得した中須賀克行選手のYZF-R1も展示されている。
併設されているワイズギアイメージブースでは”CYBER RALLY”と名付けられたカスタムMT-09やXSR900も展示。
ヤマハブースは西1-09。なお新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、実際にまたがれる車両を制限しているほか、ブース内への動線制限も実施しているのでご注意いただきたい。
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