今月号の特集で、ボクは「下道だって、1日走ればけっこう行ける!」ということを証明するために実走ツーリング企画をやっています。「水戸街道(国道6号)」をテーマに東京から茨城まで走ったのですが、この旅の途中で立ち寄ったのが陸上自衛隊の土浦駐屯地でした。
土浦駐屯地は正真正銘、自衛隊の駐屯地なのですが、一般人の見学も受け付けているのですね。例によって「詳しくは誌面をご覧ください」ということになるのですが、ここでは誌面では書ききれなかった感想や写真などを紹介してみようかと思います。
まずですね、「自衛隊の駐屯地に行く」というのが、まず普段は経験できないことですよね。だからまずは、いやぁ、緊張しました! 駐屯地を見学するときは正面ゲートから入っていくことになるのですが、当然ながらゲートには自衛隊の隊員さんがいますよね。ここへ向かってバイクを走らせていくというのは、けっこう緊張なのですよ。誌面にも書いているのですが、なぜか心の中で、言い訳しまくりです。「いえ別にボクはアヤシイ者ではありません! ただ単に見学をしたいだけでして、自衛隊の皆さん大好きですホントです!」…というようなことを、聞こえるわけでもないのに心の中でつぶやきながらゲートに近付いていくことになります(笑)。
受付をして、駐屯地の中に入ってからも、やっぱりどことなく緊張感があってね。戦車やら大砲やらを間近で見ることができるんですが、オトナのリアクションに徹するというか。「フム、これだけ間近に見られるというのは、やはり貴重な体験ですなぁ」「フム、やはり74式戦車のフォルムはイイですなぁ」などと、妙に落ち着いたフリをしているボクがいました(笑)。
ただね、戦車や大砲などをこれだけ間近に見られる機会というのもそうそうないし、オススメです。ボクはちょっと緊張して落ち着いたフリをしていたけど、別に「そうしなければならない」というわけでもないし、素直に「すっげぇぇぇ!!」というリアクションをするのもアリです。見学自体には予約が必要というわけでもないし、たまにはこういう経験をするというのもいいんじゃないでしょうか?
旧軍時代に使われていた大砲なども展示してあります。とりあえず、大砲の中をのぞき込んだりしますよね
旧軍時代の「三式中戦車」。こんなに気軽に目にすることができるのは、おそらく日本でこの1両だけ! もんのすごく貴重な車両なのですよ!
確かコレは、高射砲。詳しいことは覚えてないのですが(オイオイ)、こういうモノを間近で見る機会って、そうそうないですよね