まずは、お詫びからですね。
いやもうホント、誠に申し訳ありません。第11回まではどうにか更新してきたこのコーナーですが、そこでグダグダ状態に陥らせてしまいました…。頭の片隅にはヤバいぞヤバいぞ…と思っていたのですが、日々のバタバタに流されてしまい…。いやもう、ただの言い訳でしかないのですが。
順序が入れ替わってしまいますが、まずは、第14回でレポートした沖縄での写真を紹介しようかと思います。ひとまず、沖縄であれば一年中バイクで走ることができますし、今の時期は暖かくていいですよ~。あと、春になったら花粉症から逃げるために訪れるというのもオススメです。第12回の福井県、第13回の福島県のレポートも今後更新していく予定ですが、ひとまず、沖縄編から先にアップすることをお許しください。
これまでと同様、誌面では掲載できなかった写真をズドドドドッと紹介していきたいと思います。
まずは、武田カメラマン撮影じゃないもの(ボクのスマホ写真)からいきましょうか。
沖縄にやってきて、まず味わったのがコレ。沖縄ならではのファストフードチェーン、A&Wの「ルートビア」です。「ビア」という名前がついていますが、アルコールはゼロの炭酸飲料。そのすさまじいフレーバーは、「ザ・アメリカ!」という感じで強烈に好みが分かれます。ボクは、意外と大丈夫だったりします。コレを飲むと「沖縄に来たぞー!」感がするんですよね~
沖縄に来たからには絶対に食べておくべき、沖縄そば。「そば」という名前がついていますが「中華そば」という意味での「そば」ですね。食材としての「蕎麦」ではありません。魚介のダシが効いたスープと、独特の歯ごたえのある麺がうまい! 「ソーキ(豚のあばら肉)」をのせた「ソーキそば」が有名
コレも忘れちゃいけませんよね! 海ぶどう! プチプチした歯ごたえ、そしてねっとりとした舌ざわりがおいしいんですよねぇ。沖縄のおみやげ屋さんではたいていコレが売ってるのですが、冷蔵コーナーじゃなく常温で陳列してあるので最初はびっくりします。でも実は海ぶどうって、冷蔵するとしぼんでしまうのだとか。海ぶどうは「常温でも大丈夫」というか、「冷蔵しちゃダメ」なのだそうですよ。知らなかった~
こちらはタコライス。誤解を招きやすい料理名ですが、タコ(蛸)は入ってません。メキシコ料理として有名なタコスの、ライス版という感じですね。タコスの具であるひき肉・レタス・トマトなどをご飯の上にのせて、サルサソースがかかっています。沖縄料理はけっこう独特なものが多いですが、これは万人に好まれる味じゃないかな
ちなみに、古宇利島のおしゃれなカフェのようなところで食べました。この撮影をした直後、どんどん黒い雲が押し寄せてきて大雨になったのですが、1時間もしないうちにあがって晴れてきて。沖縄らしいダイナミックな天気にも遭遇しました
さて、ここから先は武田カメラマンが撮影した写真の中から、本誌で使わなかったものを紹介していきましょう。まずは、那覇の観光地としては定番中の定番、首里城から。有名観光地だけに多くの人でにぎわっているのですが、この写真は奇跡的に人がいなくなった瞬間に撮影しました!
誌面でも紹介している、共同売店。誌面の本文中にも書いているんですが、ココでアイスを食べながら休憩していたら、自転車で旅をしているおじさんが来て道を聞いてきて、お店のオバーも出てきて、なんだかにぎやかなことになりました
誌面でも紹介してますが、かなり印象深かった、今帰仁(なきじん)城です。一般的な「お城の石垣」というと、直線的なデザインですよね。しかし沖縄の石垣って、曲線で構成されているのです。なんだか三国志の世界にでも迷い込んだようで(あくまでもイメージですけどね)、感動してしまいました
それにしても、緑がきれいだなぁ…。言っときますけどこれ、11月末ですよ?
ホラ、この写真なんて「ヨーロッパの古城跡です」って説明されながら見せられても、違和感ないですよね?
ホント、日本ばなれした風景ですよね。そうそう、「日本ばなれ」といえば、ボクが訪れたときに、コスプレをした方々とすれ違ったのですよ。例の、巨人と戦っている人たちのコスプレでした。確かにこういう風景が広がっているところでコスプレ写真を撮ったら、かなり本格的なものが撮れそうですよね。さすが、目の付けどころが違うなぁと感心しました
今帰仁城の正門、平朗門(へいろうもん)。天井には大きな一枚岩が乗っています
沖縄といえば、シーサーですよね。ちなみにこのシーサー、一般的に「シ」に強いアクセントを置いて発音してしまいがちですが、本来はフラットだそうです。「ミーハー」と同じイントネーションですね
沖縄本島の最北端、辺戸岬(へどみさき)。断崖絶壁が続いており、見るからに「さいはて感」が漂ってますよね。しかし、いくら「最北端」といっても、九州よりずっと南だというのがなんだか不思議な感じです
辺戸岬には「祖国復帰闘争碑」というものが建っています。碑にはかなり荒々しい文体で、祖国復帰に際しての思いが刻み込まれています
辺戸岬の碑の前で記念撮影するのもありきたりなので、岩場を歩いてさらに突端まで行ってみました。波風の浸食でものすごく岩が鋭利に尖っていて、転んで手を着いたりしたらケガをすることは必至。けっこう怖かったです
宜野湾市にある、嘉数(かかず)高台公園。普天間基地を見下ろすことができる公園なので、普天間基地=オスプレイというキーワードばかり思い浮かびますが、もともとここは沖縄戦での激戦地だったところ。公園内にはボロボロになったトーチカが現存しているのですが、これは風化によってボロボロになったわけではなく、雨あられと撃ちこまれた銃砲撃のため。巨大なコンクリートの塊がここまでボロボロになるのだから…、そのすさまじさに恐怖するばかりです
最南端に近いところにある、ひめゆりの塔。この穴は自然の洞窟なのですが、沖縄戦のときにはこういった洞窟が防空壕や野戦病院として使われていたとか。手りゅう弾などの攻撃により、ここにいた「ひめゆり学徒隊」96名のうち、87名が死亡。現在は、沖縄戦を現在に伝える象徴のような場所となっています。資料館も隣接しています