今年も楽しい一年でした

みなさんこんにちは、裏方のチャンカメです。

いつの間にか年末年始の時期なんですね〜。今年もタンデムスタイルご愛読ありがとうございました。普段は私、アド(広告)の制作を主に仕事をしているわけですが、このタンスタでのイラストや担当ページなどは、割と自由に制作させてもらえるので、毎回楽しみにしている仕事なんです。もちろんアド制作の合間をぬっての制作なので、締め切りにはいつも冷や汗をかきながらとりかかってますが…(苦笑)

その中のひとつがこの、はじめて本誌を手にする読者さんのための紹介ページです。紹介文だけにすると1/3ページくらいですんじゃうんですけどね。ちなみに初代の紹介ページは「タンデムスタイル使用上の注意」と言い、本誌の中央ページにバイク用語辞典があるから外して使ってね、という使い方の説明を主にしたページでした。カッパ編、シロクマ編など、マンガ仕立てにしたり、それは自由に制作させていただきました。


 

最近はリニューアルして「はじめまして、タンデムスタイルです」というページになりました。でもこのページのノリは以前のままで…。今回の3Dも「ゴーグルをダウンロードしてまで見てくれるのはきっと一握りの人だろうね〜」「赤と青のセロハン、ってのがハードル高いよね…」と企画にやや難色を示されつつも、「でもまぁ、こういうのもたまにはおもしろいかもね〜」とあっさりGOが出たという、毎回そんな感じでお届けしています(笑)。


 

でも制作中は大まじめの真剣なんですよ。今回は何でいくか、それを考えるが楽しいわけなんですが、文字通り、試行錯誤ですね。いつぞやクロスワードをしようとした時も、短い紹介文の中から問題と答えを引っ張り出せず、「マスがうまらない〜」と頭をかかえていたっけな。今回の3Dも、もっと複雑なコトも考えてみましたが、実際に作業していくと結構時間がかかりそうだったので、ポンポンはじけるポップコーンバージョンにしました。それでもゴーグル片手に浮き出ぐあいを画面で確認しつつの作業は「目にくるわ〜」と休み休みの進行でした。


もうひとつ企画モノで楽しませていただいたのは、ヤス子さん担当の「サーキット通信」の4コマ。毎回インタビューする選手の方が決まると、こんな感じのラフが私の手元に届きます。

そこから選手の方のサイトやブログで情報収集をしながら仕上げていきます。タッチも毎回話の内容などに合わせて、いろいろ変えたりして楽しんでみました。しかしサイトやブログを見ると、どの選手も、ファンの方々を大切にしているんだな〜と感心してしまいます。4コマが仕上がるといつも「レース頑張って」と応援しながらレイアウトに回していました。


あとは不定期的にくる、イラストの発注たちがコレ。これらのラフも編集部の人それぞれに個性があります。あぁ…この企画があると知っていたらちゃんと保管しておきましたが、あいにくほとんど手元に残っておらず…今ある分だけお見せしましょう。

 

まず、ヤクシジさん↓

絵が上手いですね。いつも「このままで使えそうだわ!」っていうラフが届きます。以外とこのほうが作るとき悩むんですよ。このラフのよさを活かしたままどう手を加えるか…とか(笑)。時にはラフのほうがおもしろかったな…と力至らず「ヤクシジさんごめんなさい」って心の中で謝ることも多いです。いろいろ勉強になります。

今年半ばでタンスタを卒業したゴローさんはラフこそすごい状態でしたが(お見せできずすみません…)その気持ちはよくわかるというか、イメージがわきやすいというか、個人的にはふくらませやすかったですね。「あ〜こうしたいんだ、じゃあこんな見せ方はどうだろう?」みたいな。そしてレイアウトの雰囲気などを見ながらタッチや構図を決めていきました。その仕上がりはコレ↓

そのゴローさんを引き継ぐKJのラフがコレ↓

付録の下巻ですから、上巻で使った鳥キャラを思わせるくちばしがついてますね。気持ちはわかります。

 

一応こんな感じに仕上がりました↓


その他コラムやコメントなど、悩みながらも楽しく仕事させていただきました。普段お客様や読者の方々と直接やりとりする機会がほとんどないので、瓦版のコメントなどというのは嬉しい仕事です(笑)。もしかすると思いっきりズレたコメントしているかもしれませんが…。
以上、こんな感じでいつも仕事しています。

それでは、2010年ありがとうございました。また2011年もどうぞよろしくおねがいします♪

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