俳句、楽しいぞ!

 

今月号のタンデムスタイル(vol.101)では、第2特集(p127~)に「秋のツーリングENJOY術」というページを組んでいます。いつものツーリングに、秋ならではの楽しみ方をいろいろと入れて楽しんじゃおうという企画なのですが、ここでボクがチャレンジしているのが、「俳句」なのですよ。そう、季語を入れて5・7・5で作る、あの俳句です。

 

本誌でも書いているのですが、もちろん、経験はありません。今までに俳句なんて作ったことがありません。そこでまずは「俳句の作り方」というようなハウツー本を読むところから始まったわけですが、「気取らず、とにかくまずは作ってみましょう。5・7・5で季語が入っていれば俳句なのですから」という言葉に背中を押されて、本誌では3つほど、俳句を詠んでいます。自分としてはいい出来だと思うので、ぜひチェックしていただければと思います。

 

それにしても、初めて作ってみましたが俳句って本当におもしろいですね!やってみるとわかりますが、17音って、本当に少ない。情景を切り取るためにはいろいろな描写を考えるわけですが、説明しようとすると簡単に文字数オーバーです。しかも、季語を入れなきゃいけない。そんなルールのなかで、いかにセンスある言葉をつむぎ出すか…。これ、本当におもしろいですよ。オススメです。

 

それにしても…。

松尾芭蕉って、ホントにすごい。

 

「しずかさや 岩にしみ入る 蝉の声」

 

ボクが好きなのはこの句。「岩にしみ入る」と来ましたよ。「しずかさ」と「蝉の声」は一見矛盾しそうな言葉ですが、「岩にしみ入る」という言葉が見事にその情景を表現していますよね。日本人なら、芭蕉の見た情景がすぐさま頭に浮かぶのではないでしょうか。

 

おっと、なんだか「取材の現場」というよりコラムっぽくなってきましたが、ともかく今回の企画で「俳句っていいね」と思ったボクなのです。みなさんもぜひ、作ってみるといいと思いますよ。とりあえず5・7・5で季語が入っていればOKなわけですから!

俳句グッズ紹介

誌面ではあまりドカーンと紹介していませんが、けっこう楽しかった俳句作り。実はグッズにもこだわってみたので紹介します


実は、こういう短冊(っていうの?)にちゃんと書いてるんですよ。まぁ、筆じゃなくて筆ペンなのですが、コレに書くとちょっと本格的に見えるのでイイですね。編集部近くの書店にて、1枚70円でしたよ


短冊の裏っていうか表? 色紙みたいに、片方が豪華・片方が無地になっているんですが、これ、句を詠むときはどっちに書くのかなぁ? サインなら無地の方だけど、俳句だからなぁ…。しばし悩んで、無地の方に書きました


せっかくだからこちらもご紹介。スケッチに使ったノートです。スケッチブックもいいとは思いますが、こういう無地のノートもアリですね。描き溜まってきたら、絵を見返すのもきっと楽しいはず

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