バイク用語辞典

『その他』に関する『さ行』の用語

  • サービスエリア(SA)

    地図上では「SA」と略記される。高速道路や自動車専用道路などに約50㎞ごとに設置されている休憩施設で、駐車場やトイレ、レストラン、売店、ガソリンスタンドなどが設けられている。大型サービスエリアのなかには宿泊施設や入浴施設があることも。一般的にはパーキングエリアよりも規模が大きいものを指す。

  • GPS

    衛星を利用して自分の位置を把握できるシステム。

  • GPライダー

    WGPと呼ばれていた時代や現在のMotoGP(ロードレース世界選手権)に参戦しているライダーのこと。

  • JMCA

    全国二輪車用品連合会。ユーザーが安心できる用品を購入できるよう、バイク用品の製造・流通販売を行なう業者が主体となって発足した組織。一番身近なのはマフラーで、「JMCAのマークがあれば、違法マフラーではない」といった、違法・合法の指標になっている。

  • シケイン

    サーキットのコーナーの一つで、マシンの速度を減速するために設置されている半径の小さなカーブのこと。コースによっては連続している場合もある。

  • 示談

    辞書的な意味合いにのっとれば「争いをやめて話し合うこと」、あるいは「裁判によらずに当事者間に成立した和解契約」を指すが、交通社会においては、事故が起きた際に警察の事故証明を受けず、当事者間で念書・金銭の受け渡しをもって暗に処理してしまうことを意味することが多い。なお、事故が発生したとき、当事者には警察へ報告する義務がある(道路交通法第72条)ので、事故現場における当事者間の示談交渉は厳禁。

  • 自賠責保険(強制保険)

    自動車損害賠償責任保険の略。排気量を問わず公道でバイクを走らせる場合、法律で加入が義務付けられている保険で、加入していないと刑事罰と行政罰を受ける。強制保険ともいわれる。人身事故の対人賠償のみが補償対象で、支払いの限度額が設定されているため、限度を超える額の対人賠償や対物賠償は自賠責だけではまかなえない。

  • ジムカーナ

    舗装路(自動車教習所や貸切駐車場などのクローズドコース)で行なわれるパイロンスラロームのタイムトライアル競技。パイロンを並べて作られたコースでスタートからゴールまでのタイムを競う。挙動の不安定な低速域で速さを追求する、非常にテクニカルな競技といえる。

  • 車検

    正確には自動車検査登録制度。バイクの持ち主を登録し、車両が安全基準を満たしているかを検査する。250cc超のバイクは公道を走るために、必ず車検を受けなくてはならない。

  • スーパーバイク

    MotoGPとは異なり、市販ベースのマシンで争う最高峰のレースカテゴリー。各メーカーのスーパースポーツモデルが参戦。世界選手権(WSBK)も行なわれている。

  • スネル規格

    SNELLと表記される。世界でもっともきびしいヘルメットの安全規格の一つで、アメリカの「スネル記念財団」が作る基準。5年ごとに改正される。試験にパスするとヘルメットに「スネル規格品」のラベルが貼られる。耐衝撃性能の高いヘルメットの証ともいえる。

  • スポイラー

    空気の流れを利用して、走行中の安定性を向上させる外装部品。車の後部に取り付けられるウイングもその一つである。

  • 走行会

    サーキットを走行するイベント。

  • 走行モード

    現在は出力を電子制御することが容易になり、雨天時にはタイヤが空転や横滑りを防ぐためパワーが唐突に発揮しにくくしたり、逆にサーキットでは何の制約がなくなるようなモードが搭載されている。このモードは走行中にも任意に変更が可能。フューエルインジェクション採用車がスタンダード化して以降、標準装備する車種が増加中。