サーモスタット
水冷エンジンなどに付いている装置。つねにエンジンを適温状態に調節するために、水温が低いときは水路を狭めて冷却水の量を減らし、逃がす熱の量を少なくする。逆に水温が高くなると水路を広げて積極的な放熱をうながす。
シートの下、車体の横に付いているカバーのこと。なかはエアクリーナーボックスになっていたりバッテリーが入っていたり、モデルによってさまざま。
サスペンション
シールチェーン
ローラー部にグリス(潤滑剤)を封入してあるチェーンのこと。フリクションは増えるが耐久性にすぐれているなどの利点から、ほとんどの市販モデルが採用する。
集合マフラー
多気筒エンジンから出ているエキゾーストパイプをまとめてしまうこと。4本のパイプを1本にまとめてあれば、4in(イン)1、途中2本になる部分があれば4in2in1などという。表記上それぞれ4-1、4-2-1となることも。
シュラウド
英語で“覆うもの”の意。バイク用語的に「シュラウド」というとオフ車のタンクシュラウドを指す。本来は水冷エンジンのラジエターに風を導くためのパーツだが、空冷エンジンのバイクにダミーとして装着されることもある。
純正パーツ(部品)
バイクを作っているメーカーが出しているパーツのこと。カワサキのバイクならカワサキ製のパーツが純正パーツ。
ショック(ショックアブソーバ)
サスペンションの中核にある衝撃吸収装置のこと。スプリングとオイルダンパーを組み合わせて衝撃を吸収したり、バイクの傾きや姿勢を抑制するために用いられている。フロントフォークやリヤショックがそれに該当する。サスペンションと同一視したり混同するケースが多いが、厳密には別。
エンジン内にあり、内部でピストンが往復する筒状の部分。気筒ともいう。これが2つあると2気筒。
スクリーン
バイクの車体前方に取り付ける外装パーツのこと。その多くは視界を確保するため透明な素材を使用し、風雨が直接ライダーにあたるのを防ぐ。これによりライダーの疲労軽減や、空気抵抗によるパワーロスを少なくできる。
ステアリング
操舵装置。つまり、舵を取る(方向を変える)ための装置のこと。どれか一つの部品を指すのではなく、ハンドルやステムシャフトなど、方向転換に必要な装置全体を指す。ハンドル操作に異常があれば「ステアリングがおかしい」と表現することが多い。
キーを携帯するだけでイグニッションのオン/オフ操作ができるシステム。鍵穴がなくキーがないとハンドルロックの解除やエンジンをかけられないので盗難抑止効果も期待できる。
ヤタガイ ヒロアキさんの投稿 2017年8月4日(金)
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