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暖機(運転)
走り出す前に冷えたエンジンを温めるためにアイドリングをすること。低回転だとエンジン内部をオイルが循環しにくいため、少しだけ(おおむね3,000rpm)回転数を上げて、エンジンの下部が人肌程度に温まったらゆっくり走りながら温めるといい。必要以上の暖気は逆効果も招くため、車種によっては「アイドリング状態で放置しないように」と注意書きされていることもある。
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キャブレター車のエンジンを始動しやすくするために一時的にガソリンの濃度を高める機構のこと。ガソリンが濃くなり、エンジンがかかりやすくなる。走行する際にはもとに戻しておくこと。フューエルインジェクション車やスクーターはオートチョーク機能が祖備わっている。
シリンダーが4本あり、それらが一直線に並んでいる直列4気筒エンジンの略称。インライン4(フォー)ともいう。
吸気、圧縮、爆発、排気の4行程をピストンが1往復する間に行なうエンジン形式のこと。バルブやカムシャフトがないため軽量コンパクトなエンジンを設計できるが、排気ガスを浄化するのが難しいので近年はほとんど存在しなくなった。
シリンダーが2つあるエンジン。Vツイン、Lツイン、パラ(レル)ツイン、ボクサー(対向)ツインなどがある。
リヤのショックユニットを車体左右に1本ずつ装備するリヤサスペンションの機構。オーソドックスなスタイリングなのでレトロやネイキッドモデルに多く採用されている。
Double Over Head Camshaft。カムシャフトが2つある方式で、ツインカムともいう。現在の高性能車はほとんどがDOHCを採用する。
ホイールと一緒に回転する円盤(ディスクローター)に摩擦板(ブレーキパッド)を両側から押し当てて制動力を生むブレーキのこと。
デコンプレッション=圧抜きの略。セルスターターではなくキックでエンジンを始動させる場合、ピストンが混合気(ガソリン)を圧縮するので、大きな力が必要となる。その際、排気バルブを開きシリンダー内の圧を抜く装置がデコンプである。レバーで操作する手動式のもの以外に、キックアームの動きと連動するオートデコンプがある。
前後輪の車速センサーが、アクセルの開け過ぎなどで起こる後輪の空転を感知すると、自動的にエンジンの出力を制御を行なって空転を抑え、スリップダウンなどによる転倒を防ぐ安全装置。
橋などにも見られる、部材で両端を三角形につないだ構造のフレームのこと。軽量ながら耐久性も高いといわれており、ニンジャH2などに採用されている。