オーバーステア
旋回中にステアリングが内側に切れ込むこと。
オン/オフ
アクセルを開けることがオン、閉じることがオフ。「アクセルオンに対して…」などというように使われる。オンロード、オフロードの略として使われることも。
逆ハンドル、逆ハンなどともいう。コーナリング中、アクセルオンで後輪が外側にすべり出してしまった際、バランスを取るため一時的にハンドルをコーナーの外側に向けること。
ヤタガイ ヒロアキさんの投稿 2018年4月29日日曜日
shift =変える。シフトアップ(ダウン)はギヤを入れ替えることを指す。シフトアップならば「1速→ 2速」のようにギヤを上げることを、シフトダウンならば「2速→ 1速」のようにギヤを下げることを意味する。シフトチェンジとも。
立ちゴケ
走行中ではなく、停車時やUターンなどの極低速時にバランスをくずして転倒すること。
タンデム
2人乗りのこと。
千鳥走行
「ちどりそうこう」と読む。マスツーリングなど複数のバイクで走るときによく用いられる集団走行の方法。全体が2列縦隊となって、左右の列が車両1台分程度の間隔でずれた位置に交互に並んで走る。グループ全体の全長を短くできるうえに車両同士が適切な車間距離をたもて、かつお互いを視認しやすくなる。
取りまわし
駐輪時や狭いところを移動する際、エンジンを切った状態でバイクを押して歩くこと。それら押し歩き作業全般を“取りまわし”という。バイク雑誌などで“取りまわし性”と称してバイクを評価するポイントの一つにすることがあり、たとえば、軽くて細身の車両であれば「取りまわし性(あるいは単に“取りまわし”)がよい」などと表現する。
ならし運転
新車や分解整備をした車両は、部品と部品のなじみをよくする目的で「ならし運転」を行なう必要があると言われてきたが、現在は品質の向上などにより旧来の方法や条件とは変わってきている。ホンダはエンジンや駆動系保護のため、50㏄スクーターは新車から100㎞まで、50㏄以上は500㎞まで急発進や急加速を避けて控えめな運転を推奨するものの、ならし運転を行なう必要はないとしている(参考ページ)。カワサキは2018年10月30日、ならし運転の新条件をウェブサイトで告知してして、旧来は1,600㎞まで2段階の回転数制限を設けていたが、現在は1,000㎞までを3段階、しかも一時的なら制限回転数を超えても問題ないとしている(参考ページ)。ヤマハとスズキはならし運転の方法を車両ごとの取り扱い説明書に記載していて、その方法に従うこととされている。これは排気量などの条件で方法が異なるそうだ。スズキはタイヤについても触れていて、新品タイヤなので急加減速、旋回時の傾きにも注意を喚起している。いずれにしても指定された走行距離に達したらエンジンオイル&オイルフィルター交換などを行なって、新品の部品同士による摺動や組み立て工程で発生したゴミ、汚れを排出し、通常運転に移行しよう。
両ヒザでタンクをはさみ込み、主に下半身で車体を操る基本的なライディングテクニック。ニーグリップをしないと上体に負荷がかかり、加減速や旋回時にバランスをくずしたり疲労の原因にもつながる。また、両腕に必要以上の負担がかかる怖れもある。
にぎりゴケ
パニックブレーキでフロントタイヤをロックさせてしまい倒れてしまうこと。危険なので急ブレーキはさけよう。
半クラッチ
クラッチがつながりかけたままの状態のこと。発進時などに使う。エンジンパワーが足りず回転が上がらないときは半クラッチを使うことで補うこともできる。ただし回転数を上げて長時間行なうとクラッチの摩耗を早めるので注意。
ハングオフのフォームで旋回中、ヒザが地面に接地すること。
ヤタガイ ヒロアキさんの投稿 2017年5月25日(木)
引っぱる
低速ギヤのまま高回転域までアクセルを開け続け、各ギヤの限界まで加速性能を引き出そうとすること。
ハンドルを左右どちらかに限界まで切ること。小さくUターンしたいときなどに使う。
ヤタガイ ヒロアキさんの投稿 2018年1月31日(水)
フルスロットル
アクセルを全開にすること。
ライテク
ライディングテクニック、つまり運転技術の略。停止、加速、コーナリングなど運転に必要な要素のすべてを含む。