バイク用語辞典

『ふ』から始まる用語

  • φ

    直径を表す記号で“ファイ”と読む。フロントフォークのインナーチューブ外径やブレーキローターのサイズ表示でφ41㎜やφ320㎜というように使われる。

  • ファクトリー

    ワークス」の欄へ。

  • Vツイン

    V型は2つのシリンダーがV字に傾いたレイアウトになる。独特の鼓動、排気音にファンも多い。スポーツバイクにはV字の角度が75〜90度Vツインが多く。アメリカンなどのモデルにはさらにV字の角度が狭い(挟角)Vツインエンジンが採用され、もちろんキャラクターも鼓動感も違う。

    本日の相棒は、スズキのVストローム650のスポークホイール仕様、XTの方。従来モデル比でずいぶんエンジンフィーリングが変わってますね。従来モデルはもっとこうドカドカッという小粒なパルス感があった記憶がありますが、モデルチェンジした新作は、バイイインと軽やかにフケあがるキャラクターになってます。また、気になる新装備のトラクションコントロールの介入具合を知りたいんだけど、このあたりにダートってあったっけ?

    ヤタガイ ヒロアキさんの投稿 2017年6月27日火曜日

    ヤタガイ ヒロアキさんの投稿 2016年12月6日火曜日

  • フェード

    ブレーキを多用することでブレーキ経路に気泡が発生するなどのトラブルで、効きが鈍くなってしまうこと。ちなみに発熱で油圧システム内に気泡が生まれて圧力が伝わらなくなりブレーキが効かなくなるのはベーパーロック(vapor lock)現象である。

  • フェアリング

    カウリングの別称。ツアラーモデルなどで使われることが多い。「カウル・カウリング」の欄へ。

  • フェンダー

    前後輪の上に装着されている泥よけ。前輪はフロントフェンダー、後輪はリヤフェンダーと呼ぶ。リヤフェンダーは泥よけとしてだけでなく、タイヤが回転することによって生まれる空気抵抗を低減させる役目を担うモノもある。

  • フェンダーレス

    リヤフェンダーを取りはらった仕様のこと。リヤまわりはスッキリして見えるが、雨の日や水たまりを走ると背中に泥がはねてしまうことがある。

  • フォークブーツ

    フロントフォークに装着されている蛇腹式のパーツのこと。防塵やキズ付き防止のために付けられており、オフ車やクラシカルなバイクに採用されていることが多い。

  • 4スト・4ストローク・4サイクル

    吸気、圧縮、爆発、排気の4行程をシリンダー内でピストンが2回往復する間に行なうエンジンのこと。

  • フューエルインジェクション

    燃料供給噴射装置のこと。コンピュータ制御で気温や気圧などに合わせ、空気とガソリンの比率を細かく算出できる。高燃費、環境性能を実現しやすい。略してFIともいう。

  • プライベーター

    レースに個人、ショップ、クラブなどの単位で参戦しているチームのこと。

  • フライホイール

    クランク軸に取り付けられるオモリ。和名は弾み車といい、エンジンが回転し続けるための慣性力を生み出すほか、振動を消すバランサーとしての役目もある。エンジンの吹け上がり感はこのパーツの重さや大きさが多分に影響する。

  • ブラインドコーナー

    Rがきつく、壁などの障害物があって入口からでは出口が見えないコーナー。対向車が突然現れたりするので十分な注意が必要である。

  • ブラケット

    本来の意味は部品取り付け用金具、またはパーツのことだが、アッパーやアンダーという言葉をともなって、フロントフォークフレームをつなぐパーツを指すことが多い。このパーツは三つ又(トリプルツリー)、ステムとも呼ばれる。

  • フラッグシップ

    各メーカーのラインナップのトップモデル。豪華装備が与えられていたり、ハイパフォーマンスを誇るマシンが多い。

  • フリースタイルモトクロス

    FMX」の欄へ。

  • フリクションロス

    friction=摩擦。主に金属部品同士に摩擦が起き、力を損失してしまうこと。これを減らすことで、燃費の向上、パワーアップなどにつながる。

  • プリロード

    サスペンションの調整機構で、スプリングの縮め具合を事前に(プリ)、負荷をかけ(ロード)て反力を調整しておくことなのでプリロードと呼ばれる。タンデムや荷物の積載などで前後輪へ荷重バランスがくずれて、フロントタイヤの接地感の低下など操安性の不安が出たときに、このプリロードを調整するとバランスがとれることがある。

  • 振り分けバッグ

    リヤシートの左右両脇に振り分けて設置するバッグのこと。ツーリングで荷物をたくさん積むときなどに便利。

  • フルカウル

    カウル」の欄へ。

  • フルサイズ

    一般的にはフロント21インチ、リヤ18インチのホイールを装備したオフロードモデルのことを指す。あるいは前後17インチホイールの原付モデル、たとえばホンダ・NS-1などを指すこともある。

  • フルステア

    ハンドルを左右どちらかに限界まで切ること。小さくUターンしたいときなどに使う。

    ヤタガイ ヒロアキさんの投稿 2018年1月31日(水)

  • フルスロットル

    アクセルを全開にすること。

  • フルフェイス

    レーサーなどがかぶっている、アゴまでを守るタイプのヘルメット。安全面ではもっともすぐれている。

  • ブレーキシュー

    ドラムブレーキの制動をつかさどるパーツ。ドラム内部に配置され、シューがドラムに押しつけられることによって制動力を発生させる。

  • ブレーキパッド

    ディスクブレーキにおいてローターを両側からはさんで、摩擦力で車輪の回転を止める(バイクを止める)摩擦板のこと。ブレーキをかけるたびに減るので定期的な交換が必要。

  • ブレーキフルード

    油圧ブレーキに採用されている、足や手でブレーキをかけたときの力をブレーキホースのなかを通ってブレーキキャリパーに伝える液体。

  • フレーム

    バイクの骨格にあたる部分。モノコックやダブルクレードルなどいくつかの種類があり、それぞれ形状が異なる。

  • ブロックパターン

    オフ車に採用されているような、タイヤのトレッド部分(直接路面に接するところ)に、四角いブロック状の突起が並んでいること。未舗装路の走行での駆動/制動力にすぐれている。

  • プロテクター

    転倒などによって、肩やセキツイなどの身体に受けるダメージを軽減させるためのアイテム。スポンジなどを使用したソフトタイプと、プラスチックなどを採用したハードタイプがある。

  • フロントフォーク

    前輪をはさんでいる2本の棒のこと。伸縮してショックを吸収する。食器のフォークに似ていることから名付けられた。

    ヤタガイ ヒロアキさんの投稿 2017年8月9日(水)